農家の技で家庭菜園!しっぱいしない!農業のやり方をプロ農家が栽培技術を解説します

失敗しにくい家庭菜園の始め方は、早くできる野菜を選びます

【パート1】初めてでできる家庭菜園! 始め方とおすすめ野菜

初心者でも上手にできる家庭菜園! 始め方は? おすすめの野菜は?

 

この記事を読んでくれてありがとうございます。

家庭菜園をゼロから始めて、

 

土が出来ていなくても野菜は育ちます。

とにかく、作る。

野菜を育て、食べる

 

こうやって、野菜の栽培を繰り返すうちに

 

いい土に変化します。

 

そして、よりいい野菜になります。

 

つまり、最初から野菜づくりが

出来る方法です。

 

これなら簡単!初心者でもできる家庭菜園の始め方

■家庭菜園の始め方 畑はありますか?

家庭菜園をはじめるときに、

畑があるので始める

 

という方が多いですね。

そんな方にこのブログは向いています。

 

もちろん、プランター栽培の方にもとても活用できる内容を書いているのですが、

 

やはり私自身、農地で野菜を栽培していますので、

 

畑を使って耕したい方に

そのまんま使える方法や考え方が満載の記事になります。

さいこうやさい
ちょっと、私の自己紹介です。

 

こ私自身の野菜を作ってきた経験値は・・・

  • 無農薬栽培
  • 自然農法
  • 有機JAS栽培
  • 減農薬栽培

 

 

と、一通りの栽培を試してきました。

 

 

 

全て

  • 販売するため
  • 自分で食べるため

の両方の面で経験してきたため、

 

 

 

  • 家庭菜園で美味しい野菜を作りたい方
  • 見た目もいい、美味しそうな野菜を作りたい方

に、とても、参考になると思います。

 

ステップ1

まず、このブログは、

農薬や、化学肥料を少なく使い、

確実に作っていけるように意図して構成されています。

 

ステップ2

初心者でも野菜を作れたら

最初に説明している化学肥料での肥料成分を有機肥料に置き換えると、

とても自由な栽培が会得できます。

 

そんな風に使っていただけると嬉しいです。

 

□家庭菜園をはじめるときに、庭や農地がある場合

空いている農地があったり、庭で家庭菜園を始める場合、

 

これをやればうまくいく!という始め方があります。

 

おそらく、草が生えていますよね。

 

こんな風に。

 

それを、こんな風に育てたい。

 

できると思います。

 

何事も100%ではないですが、

私が新しい畑で野菜を作るときの手順をステップ別で家庭菜園の始め方に使えるように書きます。

 

ステップ別では、

まず土を作るための準備と、

土づくりの方法

最後に、野菜の育つ肥料を与える方法

の3ステップで、

紹介します。

 

■家庭菜園の始め方 庭(農地)編■

ステップ1

まず土を作るための準備

土を作るために、土の上に生えている草を、何とかしないと作業しにくい。

 

広い庭や、畑ならば、草刈り機を使って草を刈り取りします。

 

狭い面積の畑なら、電動の草刈機でもいいと思います。

 

広い畑ならば、エンジン式の草刈機がオススメです。

 

草が刈り取れたら、レーキを使って、草を畑から出しましょう。

 

畑から草を出すことで、すぐに作付けが出来ます。

すぐに作付けする目安の日数

 

植え付けるまで1週間なら、畑から草を出しましょう。

 

2ヶ月後なら、出さなくてもいいですよ。

 

ステップ2

土づくりの方法

このステップ2は、

とても良い野菜が作れるようになる「土への投資」や、「土の熟成」です。

 

このステップ2は、すぐに苗を植えたり、種を蒔く場合は飛ばします。

 

でも、例えば畑が10坪あるならば、今回の苗植えや、種まきを5坪にして、

 

残り5坪は土づくりをすることをオススメします。

 

5センチくらいの厚さに、

牛フン堆肥を敷き詰めます

 

範囲は、土づくりする場所すべてに5センチくらいの厚さが出るくらい。

 

ここでいう牛フン堆肥とは、完熟したものです。

 

牛フン堆肥を敷き詰めたら、深さ20センチまでスコップで掘り起こし、混ぜ合わせます。

 

混ぜる目安は、牛フン堆肥と土をひっくり返してしまうようなイメージです。

 

これで、2ヶ月おけば、次の作付けが可能です。

 

先程お話した、草を出さずに混ぜ込むのもこのタイミングです。

牛フンと同じように、ひっくり返してしまうイメージです。

 

えっ これでいいの?

もっと混ぜたり、サラサラにしたりとかしなくていいの?

 

と、昔の私なら思うことなのですが、

あまりサラサラにすることにこだわることは、正直なところありません。

 

とくに粘土でサラサラにしてしまうと、雨が降ると沼になります。

 

沼になると、根が呼吸できなくて野菜が死にます。

 

徐々に微生物の力で変わっていきます。

 

そんなので、野菜はできるの?

 

と心配になると思いますが

 

次のステップ3で

肥料を与えることによって

 

土が出来ていなくても野菜は育ちます。

 

野菜を育て、食べる

 

繰り返すうちに

 

いい土に変化します。

 

そして、よりいい野菜になります。

 

つまり、最初から野菜づくりが

出来る方法です。

 

ステップ3

野菜の育つ肥料を与える方法

 

1坪3メートル×3メートルの面積に対して、8 8 8の化学肥料を90グラムまきます

 

そして、スコップで混ぜ混ぜ。

 

スコップが混ぜるのに適しています。

 

これで野菜が育つ準備完了です。

 

畝を立てて種をまけば良いのです。

 

では、肥料の話ですが

よっぽど問題がなければ、

(有機野菜じゃなきゃ身体に悪いなど)

 

肥料にとりあえず化学肥料を使って見てください。

 

□私が化学肥料に持っていたイメージの話

何だか化学肥料に

「科学的に作られた、身体に悪そうなもの」

というイメージを持っていました。

 

私は自然農法からはじめ、無農薬、無肥料から無知ではじめたのですが、

 

野菜の順調な育ち方というものを見たことがなく、この育て方で合っているかどうかわからなかったのです。

 

化学肥料は、植物体が吸収しやすい形に加工されている肥料で、

 

価格、労力、効果の3つの面でコスパよく結果がでます。

 

つまり、有機肥料などに比べて野菜は作りやすい。

 

  1. 化学肥料
  2. 液体肥料
  3. 有機肥料
  4. 堆肥
  5. 無肥料

 

の順番に、野菜は作りやすいです。

 

化学肥料で、野菜が作れた経験を持つと、

有機肥料、無肥料などと比べる知恵がつくので、

 

成功して、野菜を食べたい方はオススメです。

 

第1パートはここまでです。

 

参考に、手ごろな庭や、農地がない場合

□家庭菜園をはじめるときに、農地がない場合

家庭菜園をはじめたいけど、農地がない…という場合

家庭菜園を広げたいけど、どうやって農地を探す?

という場合は、下記の記事がとても参考になると思います。

私が農地を借りる時の手順や、問い合わせ先が書いてあります。

 

□家庭菜園をはじめたいけど、1年くらいしっかり教わりながらやりたい

先生が欲しい…

そういう方は多いです。

近くの農家さんに教わるもよし、

このさいこうやさいのブログから、必要な部分を活用していただくも良しですが、実際の自分が借りている畑の状況は、千差万別ですよね。

 

うちの場合にはどうなの??となると思います。

そんなときは、シェア畑の先生を頼ってみるのがいいかもしれません。

ちょうど作物を作るための1年間がシェア畑の参加サイクルになっていますし、

価格も、家庭菜園をやるための道具、苗、機械、指導が全部ついて月額5000円からと聞いています。

 

耕運機とか、6万円とかしますよね。(それも、最低機種で…)

実際には6万円の耕運機でできる仕事は限られてくるので、まずはそういったところで学ぶのもありかな。

 

その上で機種を選ぶと失敗無いと思います。

 

つまり、シェア畑が近くにある方は、最初に必要な道具、機械、苗、先生を頼るツテが出来るので、家庭菜園初心者にはオススメです。

詳しくはこちら

 

ちなみに、家庭菜園を始める時の揃える道具は次の第2パートから始まります。