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タマネギ栽培でトウしない苗を植えることが大切

【保存方法】玉ねぎ 栽培でトウ立ち200キロの原因解説

悩んでいる人
タマネギを栽培していると、たくさんトウ立ちしてしまう。どうしたらトウ立ちしなくなるの?

タマネギ栽培のトウ立ちの原因は、植え遅れです。植える時期をちゃんと守って、活着させれば大丈夫。

さいこうやさい
200kgのタマネギのトウ立ちの失敗の経験も踏まえてお話しします。

200kgのタマネギ栽培のトウ立ち。抜くだけでも半日仕事でした。

■タマネギのトウ立ちの原因は老化苗(ろうかなえ)

タマネギのトウ立ちの原因は、老化苗を植えることが一番の原因です。

老化苗(ろうかなえ)とは、どういうものか?

  • 植える時期を過ぎた品種の苗
  • 植えたつもりで、活着(かっちゃく)していない苗

 

 

タマネギ栽培でトウ立ちを防ぐには、老化なえを防ぐ。いい苗を時期までに活着させるとOKです。

 

□タマネギ栽培のトウ立ちは『老化苗』を植えることが最大の原因。

老化苗(ろうかなえ:植え時期を過ぎた苗)とはどういうものかわからないと、判断できないですよね。

ココに注意

老化苗とは
植える時期を過ぎた品種のことです。

例えば、タマネギの品種には

  1. 七宝早生7号(しっぽうわせななごう)
  2. アドバンス
  3. 七宝甘70(しっぽうあまななじゅう)
  4. 七宝もみじ3号(しっぽうもみじさんごう)

 

という品種があります。

□タマネギ栽培のトウ立ちをさせないために、品種ごとに植え時期を守ることが大切

タマネギ栽培では、品種ごとに植え付け時期が違います。

 

  • 七宝早生7号(しっぽうわせななごう)
  • アドバンス
  • 七宝甘70(しっぽうあまななじゅう)
  • 七宝もみじ3号(しっぽうもみじさんごう)

 

という品種を私は栽培しているので、私が必ず守る植え付け時期を説明します。

11月末までに植え付けするタマネギの品種

  • 七宝早生7号(しっぽうわせななごう)
  • アドバンス

2品種は、11月末までに植え付けを終わらせます

 

12月末までに植え付けするタマネギの品種

  • 七宝甘70(しっぽうあまななじゅう)
  • 七宝もみじ3号(しっぽうもみじさんごう)

 

 

2品種は、12月末までに植え付けます。

さいこうやさい
この2つの時期を守れば、タマネギ栽培でトウ立ちゼロで収穫も簡単です。

理想のタマネギ栽培、トウ立ち0の収穫

タマネギを抜いた直後は葉を乾燥させます。

 

タマネギを抜いて乾燥させると玉が締まります。

□タマネギ栽培で、トウ立ちゼロで取れる理由

先程のタマネギの品種

  1. 七宝早生7号(しっぽうわせななごう)
  2. アドバンス
  3. 七宝甘70(しっぽうあまななじゅう)
  4. 七宝もみじ3号(しっぽうもみじさんごう)

 

という4つの品種

それぞれ、取れる時期が違います。

  1. 5月1日
  2. 5月10日
  3. 5月20日
  4. 6月10日

 

といった具合の収穫期が品種ごとに設定されています。

つまり、タマネギの品種ごとに収穫時期が違います。

タマネギ栽培の十分な生育期間が確保できないと、トウ立ちが始まる。

タマネギ栽培は種まきから10カ月という長いスパンで栽培します。

ココがポイント

充分な生育期間が確保できる時期に植えることで、タマネギ栽培でトウ立ちしないようにできます。

■タマネギ栽培でトウ立ちする場合に起こる植え付け後の老化苗

タマネギで植え付けが時期に出来ればひと安心ですが、植え付け後の老化苗の発生を防ぐことが大切です。

老化苗を防ぐポイント

タマネギを植えた後に老化苗が発生する原因は、植えた苗が活着(かっちゃく:根が土に張って生育を開始すること)出来ていないことです。

タマネギの苗の成長点がピンと立っています。活着しています。

ココがポイント

植えた後に、タマネギ苗の成長点がピンと立っていれば活着(かっちゃく)成功です。

□タマネギ苗の活着(活着)までの時期

タマネギ苗の活着までにかかる期間は、1日です。
翌日には活着しています。

ポイントは、タマネギ苗の根が枯れていないことです。

植え付けてから1週間後に活着(かっちゃく)した場合、タマネギの苗にとって活着した日が植え付け日です。

タマネギ栽培でトウ立ちするとこんな風景に。トウ立ちしたタマネギが、活着遅れだったと言うことになります。

 

 

タマネギ栽培をする上で、トウ立ちのリスクが高くなるので、すぐに活着(かっちゃく)するように準備が大切です。

■タマネギ栽培でトウ立ちタマネギの 保存 方法

トウが立ったタマネギは食べられる?
問題なく、食べられます。

トウが立ったタマネギは畑の見栄えが悪いですが、タマネギの収穫時期まで一緒に育てるのがおススメ。

タマネギ栽培の収穫時期。トウ立ちしたものも、同じ時期に収穫すると、食べる場所が多い。

200kgのタマネギ栽培のトウ立ち。抜くだけでも半日仕事でした。

 

なぜなら、トウが立ったタマネギも食べられるし、保存出来るからです。

なんとなくトウが立ったタマネギは食べられないというイメージがありますが、

かたいタマネギのトウ立ち部分だけとってやれば普通のタマネギと一緒です。

□トウが立ったタマネギは保存が少し可能。

そうですね、あまり長持ちしません。
でも、2週間、3週間は大丈夫です。

トウが立ったタマネギの保存がきかないのは、空洞部分に水分がたまって、腐りやすいからです。

雨が入らないように保存しておけば、トウたったタマネギも保存はそこそこ出来ます。

私もトウ立ちタマネギは食べていますよ。

□トウが立ったタマネギの保存方法は、水分と、温度

トウがたったタマネギの首元まで、トウ立ち部分を切ります。
あとは、水気が入らないように保存するだけです。

 

もう少し詳しく言うと

  1. 乾燥している場所
  2. 温度が上がらない場所

で保存するのがとても長持ちします

 

長持ちしない原因は、

  • カビる
  • 腐る

この2点なので、乾燥させ、菌が増えないようにしてから、温度が上がらない場所で保存します

小さすぎるトウ立ちタマネギは食べる部分がないので、大きいトウ立ちタマネギのみとっておきます。

200キロくらいトウ立ちタマネギが出来た時はとても大変な思いをしましたが、保存してみんなで食べました…。
そんな経験もあります。