農家の技で家庭菜園!しっぱいしない!農業のやり方をプロ農家が栽培技術を解説します

一回の産卵で、大量のヨトウムシ。対処は大切です

【知らないと失敗】11月のキャベツ白菜の軟腐病の農薬、アブラムシ対策

2020年の11月になります。

今年の気温は寒く感じますが、こよみでは平年並みのようです。

 

11月の白菜、大根、キャベツなどのアブラナ科の代表的な病害虫

こんな方におすすめ

  • アブラムシと菌核病を同時に防ぎたい
  • 農薬を混ぜたり、倍率を計る手間や、水を防ぎたい
  • いや、とにかくカンタンにやりたいんだ。野菜もダメにしたくない!

 

10月末から、気温が20度近くになって病気がよく発生する時期です。

白菜の軟腐病(なんぷ病)に注意!(どんどん広がる)

雨が降って白菜の下の葉が黄色くなってきたら、軟腐病に注意です。

 

1日、1日と経つごとに、どんどん増えていきます。

 

最終的には腐ってなくなってしまいますので、放置はダメだと思います。

 

 

白菜、大根などのアブラナ科はアブラムシに注意です。

大根の葉の裏のアブラムシ。この時点で予防しないと広がるおそれあり

アブラムシの対処は、予防に重点を置いていきます。

ウララDF、モスピラン、アドマイヤーなどはアブラムシに予防効果のある農薬です。

 

キャベツや白菜の病気では、20度程度の気温では菌核病や柔腐病がでる季節です。

 

バリダシンなどが有効です。

白菜の黄色くなった葉をよくみてみると腐っています。

 

 

これ、まずくない?やばいよね?と思ってからでも間に合うので、

やばいよね・・・。と思い始めたらすぐかければ、とまります。

こんな症状はやばいですよ。3株、5株とどんどん広がります。収穫時期には10株なくなっていたこともあります。

 

害虫はヨトウガ、コナガが多い季節です。

ヨトウムシ、コナガはあっという間に広範囲を食べてしまいます。

コナガとヨトウムシの被害がすごい

アニキ乳剤、ディアナSCなどが有効です。

 

防虫ネットでも無理だなと感じたら、農薬を使うのもあり。

 

収穫間際でダメにするより、少し使ってみるのも、1つの方法です。

 

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