やれるところ、やれる方法から草取りしていけば、大丈夫です
その結果、草にのまれてキャベツがダメになってしまうことはなくなりました。
「とりあえず」農薬も使わないし、座って草取りしたくない。
そんな私が最終的に使い続けている道具がけずっ太郎。
草取りをするのに、一番最後まで愛用している道具はけずっ太郎です。
腰が楽で手袋に穴があくこともなく、草取りが早く終われる。
この記事を読めば、
こんな方におすすめ
- どのタイミングで草取りをすると楽か
- どんな道具が適しているか
- 草取り道具をどのようにやすくてに入れているか
- 生え始めから20センチを超える草まで対応できる道具「動画アリ」
がわかります。
そして、実際にやれるところからやってみると、キャベツが草にのまれて収穫できなくなることはなくなると思います。
■キャベツの草取り
キャベツの草取りはとても大変。
- 腰がいたい
- 手袋にあながあく
- とても時間がかかる
出来れば草取りしなくてもいいような栽培方法にしたいですが、今草に困っている場合はそうもいきません。
農業と草取りはなかなか切れない課題です。
□農薬に頼らないキャベツの草取りの技術
草が生えない土作りをするのが一番ですが、現実は草生えてきた…
草が生えた時に備えておくのは、
- いかにはやく草に対応出来るか
- いかに短時間で草取り作業を終わらせられるか
この2点だと思います。
キャベツに使える抑制剤は、ゴーゴーサンがあります。
しかし、ゴーゴーサンを使っても生えてくる草もあります。
使えるタイミングも、植え付け前しかだめなのでシビアです。
キャベツを植えてから生えてくる雑草を
いかに短時間で、高い道具や難しい技術を使わずに草を取り除いて、キャベツの順調な生育を見守る時間を作るか。
ぶっちゃけてしまえば草取りしたくないので短時間で済ませたいよね。という話です。
1つ1つの作業に草に対抗するテクニックを混ぜて作業していくことで、草に負けずにキャベツを作り切りたい。
そんな草に負けずにキャベツを作る経験談を紹介します。
■キャベツの畝に生えてしまった草を除草するための方法を2つ
■1つ目、キャベツ除草機、けずっ太郎
キャベツの除草器具を使うことで、腰の負担をなくしてかがまずに草を削れます
つまり速い。
対応できる草の大きさの範囲は広いから実に使いやすいです。
草の生え始めから、20センチを超える草までとれます。
効率よく作業するなら、草の生え始めから10センチ程度の範囲がはやいですね。
この動画は片手で撮影しながら片手で使っていてもこんなに除草できます。てでとるよりよっぽどはやいことはみてとれます。
応用が利く、狭いほうですね。
幅は20センチと10センチがあるので、1本目は10センチを買います。
■2つ目、キャベツの草取り方法 畝間に除草剤を使う方法
キャベツの畝間に使う除草剤は「バスタ」です。
バスタを使うメリットは2点
バスタを使うメリット2点
- かかったところしか枯れないので、もしキャベツにうっかりかかってしまっても、全て枯れてしまうことがない
- ラウンドアップに比べて素早く枯れるので、キャベツの成長の邪魔にならない。
ということです。
キャベツの畝間に除草剤を使うとき(バスタ)キャベツのギリギリまでかけたくなります。
そうすると、普通のノズルの形状だと、風で飛んでキャベツにかかります。(大惨事)
作物にかからないようにするときは、除草剤用の、飛散防止カバーのついたノズルを使うんです。
このようにすることで、草をてでとるより、けずっ太郎で削るより省力化できます。
飛散防止ノズルもセットになった、私も使う農薬散布機は1万円のタイプです。
畝間の除草をバスタでするか、けずっ太郎でするかという選択肢を2つ増やすだけでも、ぐんとキャベツが草にのまれてしまうことも減りました。
今では草にのまれることはありません。
■キャベツ中耕管理機
キャベツの中耕管理機(ちゅうこうかんりき:栽培の合間に耕して成長を促進させるための機械)
は、キャベツの栽培に必須です。
農家の間では中耕管理機での作業をすることを「土入れ」といったり、「土寄せ」と言います。
この作業で農家が重要視していることは
2つあります
- 追肥したあとに土寄せをして肥料効果を促進させる
- 土寄せすることで小さな草を土を被せて除草する
という2つです。
■キャベツ土寄せ管理機
土寄せ管理機も、中耕管理機と同じ意味合いで、言い方が違うだけです。
■キャベツの畝間を管理機で草取りする方法
管理機(かんりき)という機械の名前は、「野菜の生育を管理する機械」という意味合いを持っています。
管理機をタイミングよく使うことで、草取り効果を出すことができます。
草取りをほとんどしない農家は、管理機を上手にタイミングよく使うことで、土寄せと草取りを同時にしてしまいます。
□キャベツの畝にタイミングよく管理機を走らせて除草する
管理機で土寄せをすると、畝間の土を畝の肩に寄せていきます。
つまり、土を多少生えてきた草に覆いかぶさるので、草を生えなくすることができるという理屈です。
実際のところ、この管理機の草取りが農家の草取りの大部分を占めるところでここを成功させるか失敗させるかでキャベツ畑の草とりが全然違ってきます。
キャベツの畑の土寄せをするタイミングは2回あります。
そこで土寄せに使う管理機のアタッチメントはイエロー培土です。
イエロー培土が一番スタンダードで土寄せをしてくれる管理機用のアタッチメント。
実際には土寄せをするとこんな感じになります。
私はトラクター用のアタッチメントを使っているので、イエロー培土ではないですが、土寄せするとこのようになります。
□タイミングよくキャベツの土寄せをして、キャベツの外葉で日陰を作り草取り効果を出す
土寄せをして草を土で隠しても、また草は生えます。
毎回草の生えるたびに土寄せしなければならないの?という疑問もありますが、それもありです。
草の多い年は2回、3回走ることもあります。
しかし、管理機をキャベツの除草のために走らせているうちに、キャベツの葉も大きくなります。
こんな風に、葉が被さってきます。
畝全体をキャベツの外葉が覆うまでがタイミングです。
ここまでくればキャベツが雑草にのまれることもありません。
つまり、キャベツの外葉が畝を覆うまでに草を管理する。
そのキャベツの畝を管理する手段が
- キャベツの土寄せ管理機
- けずっ太郎
- 畝間の除草剤(バスタ)
ということです。