- 草取りしたくない
- 病気出したくない
- たくさん収穫したい
こんな家庭菜園がいいな。
農家が実践した、1坪家庭菜園向けのマルチキーパー を使った方法です。
こんな方におすすめのマルチキーパー の使い方。
- 風で飛ばないように挿すには?_
- 草が生えないように使うには?
- 硬くてさせない時は?
ということがわかります。
実際に家庭菜園で使っていて、毎年うまくいっている方法なので、とてもオススメできる使い方です。
家庭菜園で一年中草取りをしないマルチキーパーのカンタンな使い方とコツを解説します。
(動画は2分くらいで、)マルチキーパー を使ったナスの栽培を、半年収穫し終わったあとの草の生え具合をみることができます。
■マルチキーパーの使い方。【草が生えない】畑の雑草対策にマルチを張る。
マルチキーパーとマルチを使って、草の生えない畑を作ることができます。
ナスの家庭菜園では、一度も草取りをしないまま今は2年目です。
それはマルチキーパーとマルチを使って土を全て被って栽培しているからです。
ナスも元気で、毎日大きなナスが3本くらいとれます。
- 草取りを気にせずに、しっかりナスの虫を観察したり、
- 草がないので、虫も繁殖しないし、
- 草に肥料を吸われないので、追肥や液肥がしっかりナスに効く
と言った栽培しやすい効果が沢山あります。
□【失敗】マルチキーパーの使い方通りに1メートル間隔で抑えて、風で飛んだ。
畑にマルチを引きながらマルチキーパーで1メートル間隔で止めていきました。
作業している時は風も少なく結構順調に行ったのです。
翌日以降強風が吹き半分以上吹き飛んでしまいました。
強風が吹くような畑で1メートル間隔でマルチキーパーを止めるのはうまくいきません。
□2年目以降、マルチキーパーの使い方を変えた。
広い畑で使うのではなく、全面マルチを出来るような狭い家庭菜園で使うことにしました。
全面マルチがマルチキーパーの使い方として正解で、全然草が生えないようになりました。
全然草が生えないようになったことで、
ある効果が出始めました。
全面マルチで現れた効果
- 害虫がかなり減った。
- 雑草を取る時間がなくなった。
- 雑草が生えないので、黒マルチが破れなくなり、3年連続で使えるようになった。
- 水やりの自動化ができるようになった。
動画は3分くらいですが、とてもカンタンにマルチシート+マルチキーパー が再利用できます。
□家庭菜園でマルチとマルチキーパーを使って雑草が生えなくなった。
- まず元肥を入れて、畝を作ります。
- 次に畝からマルチを貼っていきます。
- この時もマルチの端にはマルチキーパーを使います。
- 仮止めと言う形で使います。(あとで抜くことはしません)
- 畝をきれいにマルチを張ったら、次は畝間をマルチを貼ります。
- 左右の畝の肩にマルチキーパーでマルチに刺していきます。
- これで全面マルチが完成です。
風が吹くとピラピラするところに、追加でマルチキーパーを使っていくと、かなり刺すことになります。
でも、草が生えないし、ピラピラしてると気になるので刺してしまいます。
■マルチキーパーの使い方【なすの苗を植える前】の雑草対策に有効
マルチをしていると、土の中が温度が上がり、湿度も保たれるので微生物が活発に動き、いい土になってきます。
ナスの苗を植える前からずっとマルチを張っておいて、雑草も防いでいます。
□マルチキーパーを使って、ずっとマルチを張っておく
私は2年目ですが、ナスの苗を植える前から、マルチキーパーを使ってずっとマルチを張ってそのままにしておきます。
そしてナスが秋に終わった後もずっとマルチはそのままです。
そうすると草が生えないし、土が良くなっていきます。
□冬にマルチキーパーを外して、マルチを剥がして寒起こし
冬の一番寒い時期に、マルチキーパーを外してマルチを剥がしてしまいます。
そうすると、キレイな畝が出てきます。
スコップを使って、しっかりと深く反転させていきます。
天地返しというやつです。
しっかりと反転したら、そのまま霜にあてます。
冬の一番寒い間は草も少ないので、そうすぐに生えてきません。生えてきたら元肥を入れて畝を作ります。
□元肥をいれて、マルチをマルチキーパーで止める。
動画は全部見ると、6分くらいです。
- この黒マルチと、マルチキーパー は3年目です。
- 全然草が生えずに、同じマルチでマルチングできます。
- 全面マルチでも、15分くらいでマルチングできます
元肥を入れて、畝を立ててからすぐにマルチキーパーを使って全面マルチをすると、草が生えないし、植え付け前に天気で焦ることもありません。
ナスの元肥をしっかりと入れ、また耕します。ついでに畝を作ってしまいます。
昨年使ったマルチとマルチキーパーを使って、そのままマルチを張っていきます。
去年からそのままなので、サイズもぴったりでカンタンです。
これで、植え付けまで草は生えません。
□マルチキーパーの使い方で、一年一度も草取りしない
一連の流れを説明してきましたが、このようなマルチキーパーの使い方をしています。
この方法で、一年間一度も草取りをしていません。
かなり家庭菜園が楽になりますよ。
草取りしない家庭菜園です。
■マルチを張るために土をかけないでマルチキーパーを使う
- マルチを畝に貼って、マルチキーパーで止める
- 畝間にマルチを張って、マルチキーパーで止める
この手順で、土をかけないでマルチキーパーを使うことができます。
そうすることで、土が露出せず、草が生えないし、草取りも必要なくなります。
プロのハウス農家も使う方法です。
□マルチキーパーを使って、畝間もマルチを張る
マルチキーパーを使ってマルチを張るメリットに、土をかけないでも抑えることができます。そのため、畝間に草を生えないように、全面マルチができます。
畝間の草取りって、もう一番嫌な作業の一つです。
マルチキーパーは畝間の草取りをなくすことができますよ。
□マルチを張って土をのせては、そこから草が生える
マルチを張った後、上に土をかけます。
そうしたら、畝間と、のせた土から草は生えます。
なので、マルチキーパーを使って畝間にマルチを張っておくと、草が生えないし、土を上に乗せる手間もかからないですよ。
■マルチキーパーの超ラクな使い方
マルチキーパーは素材がプラスチックなので、正直言えば、固い土は無理です。
曲がってしまいます。
ですので、畝を立てた直後に使うのが一番楽で、固定できます。
□畝を立てた後にすぐに使うのがマルチキーパーは楽
マルチキーパーの問題点って、固い土には刺さらないことです。
手が痛くて続きませんし、深く刺さらないのでマルチが風にあおられてやぶれます。
畝を作ってすぐに、マルチキーパーを指すと楽です。
■マルチキーパーがメルカリでよく売れた本数
少し前、マルチキーパーを箱買いしたんです。
数にして50袋、マルチキーパーの数は5000本です。
露地栽培で1メートル間隔で計算してマルチキーパーを買ったのですが、1メートルでは風にあおられて使い物にならず、結局断念して、ハウスと家庭菜園で使いました。
□マルチキーパーは200本が家庭菜園で使いやすい本数でした。
余った分はメルカリで販売し、全て売れました。
家庭菜園やる人は、2袋ずつ買っていきます。200本です。
200本がマルチキーパーを使うには、必要分ということですね。
□マルチキーパーはハウスや家庭菜園で使える!
ハウスは風が吹かないので、1メートル間隔で問題なく使えます。
家庭菜園では、ナス様に使っています。数は気にせず、飛ばない様に使うという感じ。
問題なく使えます。ナスも元気で毎日3本くらい、大きいのがとれます。
マルチキーパー を使った全面マルチでの栽培が終わったあと、どうなっているか?
12月27日に撮影した写真です。
茄子の枯れ葉が落ちています。
草取りをせず、ナスをたくさん取るための
- 水やり
- 肥料
- 病気の予防
- 毎日の収穫
だけの作業で、ゆったりナスをたくさん取れました。
マルチキーパー の他の使い道
ナスやピーマン、トマト以外にも、
玉ねぎや、ニンニクにも使えます。
これは有機JAS栽培の畑。
草取りがとても大変なので、このように全面マルチします。
もちろん、マルチキーパー で抑えるのです。
玉ねぎの苗を育てるのに、
マルチが使えませんよね。
畝間だけ、マルチを敷くと、
割と草取りで苦労することが減るんですよ。
畝間の草もすごいですからね。
【苗1株から117本収穫】全面マルチを使った、茄子の栽培の具体的な方法は、こちらの記事からみることができます。
オクラの苗が枯れる。原因は低温。5月中旬に植えれば大丈夫という記事は、
オクラの苗をバラしてはいけないこと
低温の時には植えないこと
など、枯れる前の注意点と、なんかおかしいなと思ったときの対処が書いてあります。
きゅうりの支柱、ネットなしでたくさん取る方法は、ネットなし栽培での経験と、ネットありの比較を公開しています。