

実証結果
5月2日に苗を植えて、11月20日に撮った映像です。
実際に茄子の1本の苗から100本以上収穫し、
その枝ぶりを、収穫後、葉をとって撮影しました。
この動画では、結果が見れます。
こんな方におすすめ
- 茄子の1番花を収穫し
- 収穫後の枝の剪定のイメージがわき
- 枝を切ると、どうやって次のナスができるのか
- そのために、どんな追肥や、誘引をしているのか
- そんな具体例が見たい方
■茄子の一番花も全て実にして苗1本からナス100本とるぞ!

茄子の一番花を収穫した木の根元。随分太くなりました。
茄子の一番花をとるべき!とあるのですが、私はとりません。
大きな茄子の実をならして、食べます。

茄子の一番花を食べたい。貴重な1本。茄子の1番の花を取らないと、今後の生育に影響がある?無肥料栽培なら、とった方がいいかもしれません。10本以上、100本以上取るなら、肥料は必須。1番目の花もげんきな大きな実になるくらい、しっかりと栄養を与えました。
茄子の一番花をとる理由は、
茄子の木が小さいうちに実をならすエネルギーを使ってしまうと
その後の樹勢(木の勢い)が弱まってしまうからなのですが、
そうしなくてもいい方法はあります。

液肥を与えることで、脇芽もどんどん出てきて、たくさんの実をつけることができます。
私が苗をもらう茄子のプロ農家は、一番花も収穫するので、そこから得た発想です。
□茄子の一番花は、取らなくても大丈夫。
茄子の一番花は、とらなくても大丈夫です。
そもそも
ココがダメ
「茄子の一番花をとらないと、茄子の木が大きくならない」
ということは、茄子に必要な肥料を追肥していかない場合です。
実際に茄子の一番花を実にして食べた場合、茄子の木が大きくならないかというと、めちゃくちゃ大きいです。
今は茄子が一日3本くらい取れています。

茄子を3本毎日収穫。それも、とても大きい
茄子の一番花が茄子の生育に影響あるかと言われれば、追肥しない場合は取った方がいい。という程度です。
□ナスのプロ農家と茄子の一番花について話す。
私も、茄子の一番花をとるかとらないかは気になっていましたので、茄子の苗をもらうときに聞いたんです。

答えは
「いんや、全然とらない。ちゃんと実にして食べるか売るよ。」
という答えだったんですね。
ナス農家の考え方
茄子の農家さんは200本茄子を植えています。
茄子の1番花をとるだけで、200本の茄子を捨ててしまうことになるわけなので、もったいないよね。
■茄子の一番花が咲いている苗で植える。
もらった苗は、茄子の一番花がすでに咲いていました。
確かに花が咲いているとエネルギーを使いますが、翌日から活着して、すぐに成長を始めながら実を大きくして行っています。
■1本のナスの苗から、茄子の一番花を含めて200本収穫する。
一本の茄子の苗から、200本収穫するのが農家なので、今回は1本の茄子の苗から100本収穫してみよう。
3本に茄子を仕立てていきます。

3本の主の枝で仕立てます。支柱も3本。2畳の家庭菜園では、これくらいが風通しいいかな〜。
□茄子の仕立て3本で、100本とる。
プロの茄子農家は4本の主の枝を伸ばして栽培します。
私は家庭菜園の畑が茄子の場所は2畳ほどなので、3本に仕立てます。
3本の枝で100本とるということは、1本の枝で33本とることになります。
最初の茄子の1番花を入れて100本です。
□茄子の一番花を含めてたくさんとる肥料のやり方

ナスを取り続けるために肥料が大切です。
これはプロ茄子農家と話して、家庭菜園用にアレンジしたやり方で、私がやっている方法です。
元肥はちゃんと入れます。
肥料の追肥の方法です。
追肥の方法
液肥を苗4本に対して、ペットボトル1本500㎖で薄めます。1000倍の場合、0.5㎖が液肥、499㎖で液肥を作り、株元に¼ずつ流してやります。
最初の頃は週に1回くらいで、茄子の木がガンガン大きくなっていきます。

□プロナス農家と話した後、茄子の一番花を取ってみた。
茄子の一番花を無事に実にして収穫しても、液肥をしっかりと続けることで茄子は毎日とれてきます。
茄子の一番花を収穫しても問題はない。という答えです。
□茄子の一番花を取らないといけないのは、液肥をやらないから。
「茄子の一番花をとらないと、茄子の木が大きくならない」という話は、液肥をやらないから。
という結論が1つ出たと思います。
初めて茄子を栽培したとき、1本の苗で茄子が2本くらい収穫して、あとは全然できないし、できても石ナスでした。
ココがダメ
その時は液肥をやったことはなかったです。
■茄子の一番花レベルの大きい花が毎日咲く理由

茄子の一番花の大きな花を、毎回咲かせていいナスを取りたいのだ。
茄子の一番花のような大きな花が咲き続けるのは、茄子が栄養を欲しいときに、吸いやすい形であげているから。
茄子の一番花は、茄子の苗に対してとっても大きい花が咲いています。
茄子の苗の一生分の実がなってしまうかのように思います。
常に栄養と水を吸いたい茄子にとって、
液肥をやることは本当に茄子が求めていることなんだろうなと思います。
□液肥を定期的にやることで、茄子の一番化のサイズの花が咲く。
液肥を定期的にやることで、茄子の一番花のサイズの花が咲きます。
茄子の一番花サイズの大きな花が咲き続けるということは、ずっと大きな茄子がとれるということです。
茄子は肥料が切れると、花は咲かないし、咲いても薄い紫のような白のような小さくてショボい花です。
茄子の吸いやすいように液肥をあげることで、大きな紫色の濃い茄子の一番花のサイズの花を毎回咲かせることで、大きな美味しい茄子が取れ続けています。
□毎日茄子の1番花が咲く=毎日収穫できるということ。

大きなナスを作る
今は毎日、茄子の一番花のサイズの花が咲きます。
毎日咲くということは、毎日茄子が取れ続けますということです。
茄子の花が咲かない日があれば、その日から2週間後は茄子がとれません。

茄子の近くにいたカミキリムシ