畑の一角でミョウガが自生しています。 午前は明るい日陰、午後から日当たりが強くなる場所で、去年は放置していましたら、 葉ばかり繁って殆ど収穫がありませんでした。 今年は収穫出来るよう、4月に一度だけ、けいふんを少量まき、土が乾燥しないよう、ワラでマルチをして、たまに水やりしています。 あと、するべき作業と、気を付けることは、ありますか?
あと、何年も自生し放置されていたせいか、灌水しても土の表面は硬く、乾燥すると白くなりひび割れる程です。 一旦ワラを取り、ふかふかの土を盛ったほうがいいですか?
Yahoo知恵袋の質問で「みょうがが出ない理由」という質問にお答えして行きます。
2021年はみょうがの芽が出るのが、早かったという動画です。
昨年は5月でした。どのように発芽してきたか、解説しています(1分30秒)
■【動画】みょうがの芽が出ない。2つの理由
動画は少し長めの5分55秒。
- めちゃくちゃ好成績なみょうが
- 一ヶ月はやくでたみょうが
- 例年どおりのみょうが
の比較が見れます
「みょうがが発芽する環境が整っていない」ということですが、
その条件とは
- 植えたみょうがの茎から根が伸びるだけの水分
- 根が伸びるための肥料
この2つが整って、
- まず、植えたみょうがの茎から根が伸びる
- 次に、みょうがの芽が出る
というように、みょうがが変化してくるということです。
□みょうがの芽が出ない理由は、乾燥です。
みょうがの土が乾燥していると、やはり芽は出ていません。
冒頭に書いてあった質問では
何年も自生し、放置されていたせいか、灌水しても土の表面は硬く、乾燥すると白くなりひび割れるほどです。ふかふかの土を盛った方がいいですか?
と質問されています。
ふかふかの保水できる土を追加するという行為は
- 土を柔らかくする
- 保水する
という着眼点は間違いありません。
しかし、土を盛っても、みょうがが次々と生えてくるほどの保水は難しい。
ではどうすればいいのか?次の項目で書いて行きます。
□みょうがの芽を出すために、何をすればいい?
農家がみょうがを次々と収穫していくために、一番効率の良い方法をどうする?と聞かれたときの質問にお答えするのは2点。
- 次々と追肥できるようにする
- 灌水できる環境にする
この2点です。
この2点をできる環境を整えることで、
- みょうがが発芽する環境を作れる
- みょうがを次々に収穫することができる
ということが達成できるようになります。
■芽が出ない??みょうがの発芽時期は5月です。
みょうがの芽が出ないと、心配になります。
- 買ったみょうがの根が悪かったのか
- 植え替えの方法が悪かったのか
- 土が悪かったのか
何が悪かったのか、さっぱりわからなくなります。
もちろん、上記の理由も考えられますが、ほとんどの場合、
「発芽する環境が整っていないから」という場合がほとんどです。
では、下記を見て、みょうがの芽が出ない理由を見てみましょう。
■みょうがの芽が出てから、気をつけることは?
- 乾燥に気をつけることと
- どんどんみょうがが収穫できると、みょうがが栄養不足になりますので、栄養を補給できるようにすることです。
みょうがの発芽に困った場合や、みょうがが生える量が極端に少なく感じる場合は、「みょうがの発芽時期、みょうがが生えない」をご覧ください。
農家が省力的に、美味しいみょうがをたくさん収穫する工夫をお見せしています。
一緒にたくさん収穫しましょう!
冬場のみょうがは、基本的にやることはないのですが、ちゃんと管理をするための冬のお作法があります。知っておくと、翌年によく収穫できるようになっていくと思います。
みょうがを植えてはいけない場所、知っていますか?植えると後悔するかもしれないので、1度知っておくと苗を無駄にせず、一番損しない方法がわかります。