みょうがのサイズも、数も多くなります。

農業のやり方

2021【毎年増える】みょうがの収穫を2倍にした冬越しの栽培

毎年2倍に増えています

植えてから1年目は取れませんでした。

2年目は5個ほど収穫。

3年目は40個以上の収穫ができた方法です。

1年目は、どちらにしろ収穫できないのでいつ植え替えしても大丈夫です。生えてきたらどんどん肥料をあげて、葉を大きく(先に投資)すると2年目からたくさんスタートダッシュできます。

みょうがはいつ植え替えしても大丈夫(アマゾン)

 

 

 

 

 

悩んでいる人
みょうがをたくさんとりたい。来年に向けて、どう冬越しの準備したらいい?

みょうが栽培の流れ

  • 梅雨前に発芽し、大きくなる(低温に弱い)
  • 梅雨時期から夏に収穫
  • 秋口に、株を太らせる
  • 冬は大きくなった根のまま冬越し

というイメージです。

さいこうやさい
収穫の夏と、冬越しの期間以外は みょうがの木を大きくするとたくさんとれるようになります。

とれなくなってきた秋口から冬は、みょうがの木を大きい根のまま冬越ししましょう。

■【手入れ不要?】夏のみょうが栽培を終えて、冬場はどうすればいい?

みょうがは日陰が良いと言われていても、草むらの中ではとても小さい。

これは9月のみょうがの状態です。みょうがは日陰が良いと言われていても、草むらの中ではとても小さい。

夏の暑い時期にたくさんとれたみょうが。
来年もたくさん収穫したい。
今からやっておくことはあるのでしょうか。

 

 

□秋になりみょうがの栽培で花芽が付かなくなった

みょうがは葉が枯れてしまうと花が出てこなくなり、今年のみょうが栽培は収穫終了。といったところです。

では、そこからはみょうがの葉は枯れていく一方です。
その際にやることがあるかどうか、ですが。

みょうが栽培では基本的にやることはありません。

□流れだけ知っておけばみょうが栽培の冬場もそのまま。

冬になってみょうがの葉は完全に枯れてしまいます。

葉をどける必要もないし、完全にみょうがは動いていませんので、そのまま放置して大丈夫です。

■【動画】みょうがが冬の前に枯れました。冬越しは大丈夫?もうダメ?

 

気温が下がれば、

みょうがは葉が細いものから次第に枯れていきます。

 

今年も、11月20日の時点で朝見に行ったら

80cmの葉も枯れていました。

実際の枯れてしまった後の映像です。

  • 葉を取り除くの?
  • 次が生えるの?
  • 何月から生えるの?

ということが畑の様子を見ながらわかります。

■家庭菜園で、栽培しているみょうがが枯れた!来年も収穫するための冬越しの準備。(来年たくさんとる)

冬越しの準備ですが、みょうが栽培には必要ありません。
でも、冬の間に準備しておきたいものはあります。

それは、みょうがの追肥用の肥料です。

ココがポイント

みょうがをたくさんとるために来年はみょうがの葉を大きくしていきたい。

みょうがの大きい葉は、しっかりと養分を花芽に送り込むために必須のポイントです。

みょうがの葉に比例して収穫量も増えますので、
しっかり葉を育てる必要があります。

みょうがの葉をしっかり育てるために、液肥を準備しておきます。

みょうがの栽培で、葉が大きいと収穫量が増えました。

  • 2年目のみょうがの栽培で、冬までにみょうがが5個収穫出来ました。(葉の大きさ30cm)
  • 3年目は液肥をやったことで、葉の大きさが30センチから60センチまで倍に大きくなり、みょうがは15個収穫出来ました!

液肥で葉を大きくするのは収穫の量も増えて、大ぶりのみょうががとれるのでおススメです。

□冬も手間いらずのみょうが栽培

結局のところ、冬のみょうが栽培でやることは一切ないと言ってもいいくらいです。

この記事を読んでくれた方にぜひお伝えしたいことは、みょうが栽培は葉を大きくするのは大切ということです。

■ みょうが栽培の冬越しは、心配なし。

みょうが栽培で冬越しは、霜にあたろうと、葉が枯れようと、何もおかまいなし。ということでした。

春までそのまま待っていて、自然芽がでるのを待ちます。

□「みょうがが発芽しない?」春を迎えるとみょうが栽培は自然とはじまる。

悩んでいる人
みょうがが発芽しません。大丈夫?

 

春を迎えると、冬を越えてみょうがは自分で芽を出します。

さいこうやさい
生姜とおなじで、みょうがも寒さにとてもよわいので、春といっても5月になってようやく芽が出てくるくらいです。

4月では夜温(やおん:夜の温度)が低すぎて、葉が痛むくらいですので生えてきません。

水が足りないとかそういった問題ではなく、5月中に生えてきて(地中で動き出して)6月に芽がでるくらいで十分なので、心配しなくても大丈夫です。

□みょうがの木を大きく栽培して、たくさんのみょうがをとる。

みょうがの葉を大きく育てるとたくさん収穫できる

みょうがの葉を大きく育てるとたくさん収穫できる

みょうがの栽培は、木を大きくすることでたくさんとれるようになります。

みょうが自体は 「みょうがの葉」というくらいのサイズで、プランターに植えていると、20センチから40センチくらいの高さの葉の大きさです。

しかし、みょうがの葉を大きくしようと栽培すると、80センチの大きさを超えるくらいの高さになってきます。

 

 

それほど大きくなると、みょうがの根も多くなり、たくさんのみょうがが生えるための土台になってくれます。

家庭菜園ではみょうがの葉を80センチ以上にする必要はないと思いますが、

 

 

しかし、今回多く収穫できたのは、

みょうがの葉が80cm超えてからでした。

 

 

 

みょうがの葉を大きくして栽培することによって、根が大きくなり、みょうが自体がたくさんとれるようになります。

みょうががとれない時期は春先と秋口ですので、その時期はみょうがの根を育てることを意識すると、年々みょうがの木が大きくなり、

年を追うごとにたくさんとれるようになっていきます。

 

■【動画】みょうが栽培で、冬の前に根を掘って確認してみた

冬のみょうがの畑の様子。何もないように見えます。

冬のみょうがの畑の様子。何もないように見えます。動画では、この下の根を掘り上げています。みょうがの根がどうなっているかみれます。

成長したみょうがの根がどのようになっているか、

掘るのは根を痛めてしまうので、なかなかできないと思いますが、

 

思い切って掘って動画にしてみました。

みょうがの根がどのように広がって、

根のどこからみょうがが生えてきているか、よくわかります。

 

 

大きな葉があって、根が育つ。

根が育ってこそ、大きな葉になる。

 

この動画を見ると、みょうがの葉を大きく育てると、根が大きくなりそう、と想像できます。

■風味豊かなたっぷりみょうがご飯の作り方。

できたみょうがをおいしく食べたいので、

カツオの叩きにネギがわりに。などいろいろありますが、

みょうががメインの美味しかったレシピです。

 

みょうがが収穫できました。

みょうがが収穫できました。洗ってまな板の上に。

みょうがをしっかり細かく刻みます。

みょうがをしっかり細かく刻みます。

タッパーに入れて、タレを混ぜる準備です。

タッパーに入れて、タレを混ぜる準備です。

麺汁を使って味付けします。原液を少し入れて調節します。

麺汁を使って味付けします。原液を少し入れて調節します。

軽く混ぜてやります。美味しそうなみょうがです。

軽く混ぜてやります。美味しそうなみょうがです。

炊き立てのご飯を用意しました。

炊き立てのご飯を用意しました。

必要な量だけ、ボールにご飯をよそいます。

必要な量だけ、ボールにご飯をよそいます。

みょうがの味付けを混ぜたい分だけのせます。

みょうがの味付けを混ぜたい分だけのせます。

みょうがの味付けとご飯をよく混ぜ混ぜします。

みょうがの味付けとご飯をよく混ぜ混ぜします。

 

 

最後にアクセントにみょうが漬けを中心に載せて完成。いただきます。

最後にアクセントにみょうが漬けを中心に載せて完成。いただきます。

 

みょうがの栽培は水と肥料がたくさんあったほうが、

収穫は増えてきます。

 

放置でもみょうがは収穫出来ますが、

やっぱり水と肥料があると、面白いように収穫できるみょうがが増えてきます。

 

どんどん増やしたい方は、となりにナスを植えると、とても相性が良かったですよ。

何故なら、ナスはとても肥料と水がいる野菜だから、環境がしょうがと相性がいいんです。

 

それに、ナスの木が伸びてきて

生姜を日陰にしてくれて。

虫除けだけじゃない、素敵なコンパニオンプランツと言えるかもしれません。

ナスの栽培は、1株で100本、4株で400本収穫した家庭菜園の方法をご覧ください

 

みょうがの発芽に困った場合や、みょうがが生える量が極端に少なく感じる場合は、「みょうがの発芽時期、みょうがが生えない」をご覧ください。

 

農家が省力的に、美味しいみょうがをたくさん収穫する工夫をお見せしています。

一緒にたくさん収穫しましょう!

 

 

冬場のみょうがは、基本的にやることはないのですが、ちゃんと管理をするための冬のお作法があります。知っておくと、翌年によく収穫できるようになっていくと思います。

 

 

みょうがを植えてはいけない場所、知っていますか?植えると後悔するかもしれないので、1度知っておくと苗を無駄にせず、一番損しない方法がわかります。

  • この記事を書いた人

さいこうやさい

愛知県知多半島でニンジン、キャベツ、白菜などを生産している認定農業者です。高級店20店舗に有機JASニンジンを出荷していました。現在は収穫祭などを開催し、直接、美味しい野菜を自分で収穫して食べたい家族と共に野菜を収穫しています。
◇コメンテーターをしています。家庭菜園と農家のお助けコメンテーター
テレビ出演しました。
◇好評のラジオ番組を放送中「家庭菜園の聞きながらラジオ 月刊さいこうやさい」

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