誘引とは、「誘って引き上げる」ことなので、伸びた枝を正しい位置に縛ることではないわけです。
この方法だと、とてもカンタンにできるのです。
用意した支柱の側の脇芽を使えばいいだけですからね。
その上、
超低コストでナスをたくさん収穫するには
できるだけ「道具を使わない」ようにしなければいけません。
道具には、それなりのコストがかかるからです。
ナスを誘引する際に、3本仕立ての支柱に対して「ビニタイ」を使うことにより
- ひもを使わずに、ナスをたくさん誘引できる
- ひもを使わないので難しくない
- ひもを使わないので、作業工程もない
というように、とても楽に栽培できます。
ナス栽培の枝を誘引するために、脇芽が必要
ナスの実をたくさん収穫するためには、たくさんの枝が必要です。
- たくさんの実を収穫したい。
- たくさんの花をつけて欲しい。
- たくさんの新しい枝が必要。
- たくさんの脇芽が、新しい枝を作る。
というような流れなので、脇芽をしっかり残しましょう。
脇芽はほとんどかき取る必要がありません。
繁りすぎて、隙間がなくなり風通しが悪くなる場合に、脇芽をとります。
ナスの枝を左右に振り分けて誘引。3本仕立て
わかりやすく、左右に振り分けると書きましたが、
実際に綺麗に左右に振り分けるのはとても難しい。
3本仕立てに”カンタンに”する方法
- 脇芽がうまく伸びた方を誘引して、第一側枝(第一そくし:3本仕立てのうちの1本)
- 第二側枝(第二そくし:3本仕立てのうちの2本目)
- 一番最初に伸びている主枝(しゅえだ:3本仕立てのうちの3本目)
むしろ、脇芽がうまく伸びた方を誘引して、第一側枝(第一そくし:3本仕立てのうちの1本)と第二側枝(第二そくし:3本仕立てのうちの2本目)にします。
では、3本目は何かといえば、一番最初に伸びている主枝(しゅえだ:3本仕立てのうちの3本目)です。
ナスの脇芽が出てきたら支柱に沿うように誘引します。
上記でカンタンに書きましたが、これは脇芽が伸びてから行うものではなく、脇芽が伸びると予測して誘引します。
誘引とは、「誘って引き上げる」ことなので、伸びた枝を正しい位置に縛ることではないわけです。
この方法だと、とてもカンタンにできるのです。
用意した支柱の側の脇芽を使えばいいだけですからね。
ナスの1番花も収穫し、1株から100本以上収穫する方法を見るとナスの初期生育の育て方がよくわかります。
家庭菜園で一番やりやすく、たくさんとれるナスの3本仕立て。支柱の立て方を詳しく解説します。
ナスを3本仕立てにしたら、誘引が難しいとうまくいきません。
カンタンでひもを使わない誘引方法で、楽にたくさん収穫しましょう。