農家の技で家庭菜園!しっぱいしない!農業のやり方をプロ農家が栽培技術を解説します

きゅうりの支柱の間隔は40センチでしっかり強風でも大丈夫です。

キュウリの支柱の間隔は40センチ。5年連続で使えます

悩んでいる人
キュウリの支柱の間隔は何センチで立てればいい?
さいこうやさい
キュウリの支柱を40センチで作ると、5年以上そのままで使えています。手入れが入らなくて、毎年楽にきゅうりが作れています。

■キュウリ支柱の間隔は40センチで大丈夫。

キュウリに使う支柱の間隔は40センチにしています。
この40センチ間隔は5年以上家庭菜園でキュウリ栽培をしていて、台風とかの直撃をしても壊れないので、問題無いなーと思っています。

■キュウリには支柱が必要?

キュウリに支柱は必要だと思っています。特に、1ヶ月以上食べたいなら支柱がないと上手くいかなかったです。
地生えきゅうりの話はこちらの記事で話しています。

□キュウリ支柱立ての理由

一番キュウリに支柱を立てて、間隔を決めるのに必要な理由は、キュウリが病気になりやすいからです。

家庭菜園のキュウリの栽培時期は初夏から秋まで、一番暑くて湿気の多い時期です。

キュウリに支柱を立てて、間隔を決めて栽培することに3つの理由があります。

キュウリの支柱を立てて、間隔を決めるのは
こんな方におすすめ

  • 病気を防いで、長くキュウリを収穫したい。
  • 台風やキュウリの重みなどで、支柱が壊れないようにしたい。
  • 毎年、楽にキュウリを栽培したい。

 

 

ということです。

■キュウリに支柱を立てる間隔を決めるタイミング、時期はいつ?

キュウリに支柱を立てる時期は植え付け前が一番です。
何故なら支柱を用意するのも、支柱を固定するのも時間がかかるからです。

きゅうりを植え付けてからでは、あっという間に成長してきますので、大焦りです。

先に用意しておくと、きゅうりの成長を妨げることなく栽培できます。

■キュウリ支柱の間隔を決めるポイント1「支柱の形状」

キュウリの支柱には

  • 太いもの
  • 細いもの

 

の2通りあります。
長さもいくつかありますが、ここでは私が使っている支柱の太さと長さを紹介します。

普通の格子状のものより、支柱の間隔が広くて、使う本数も節約できるものです。

□キュウリの支柱立てと間隔のポイント2「間隔を決めた支柱の立て方」

まず、軸になる支柱を立てます。
2本支柱ずつ、合計6本の支柱が軸になります。
頂点でクロスさせるのがポイントです。

200センチの太い支柱をキュウリの柱にします。間隔は40cm

軸になるので、太い支柱を使います。

長さは200センチのものです。

地面深く40cmほど挿します。

支柱の根元はしっかりと深草しています。

しっかり差し込むのがポイントです。

キュウリの支柱のサイズ

  • 太さ:太いもの
  • 長さ:200センチのもの

 

 

□キュウリの支柱立てと間隔のポイント3「支柱の補強」

次に、支柱の両サイドに補強として支柱を2本刺します。
固定していきます。

キュウリを植える予定の両側に太い支柱を固定します。

支柱の上面を固定していきます。
必要なのは支柱2本です。

キュウリの上面に支柱を固定します。重ねてグラグラしないようにするのがポイントです。

 

キュウリの上面の支柱です。しっかりと重ねています。

□キュウリの支柱立てのポイント4「支柱の固定」

支柱の固定は針金がオススメです。インシュロックですと、プラなので直射日光で劣化してしまいます。

キュウリの支柱を針金で固定していきます。

この支柱立ては1度作ると5年はそのままで持っているので、針金ならばメンテが不要になります。

針金でキュウリの支柱同士をギュッと固定します。

針金で巻きつけて、ペンチでギュッと締め付けて固定します。

□キュウリの支柱立てと間隔のポイント5「ネットの張り方」

ここまで出来たら、次はネットを張ります。

ネットは長持ちするのでいつ張っても大丈夫です。

キュウリネットは支柱にインシュロックで止めていきます。

ネットの張り方は簡単で、インシュロック耐候性(たいこうせい:直射日光に当たっても劣化が少なく、3年程度持つ)を使います。

私がインシュロックを使う理由は、

キュウリのネットの固定にはインシュロック

  • 一瞬でしっかり固定できる(キュウリネットがたるまない)
  • インシュロックにキュウリが接触しても、痛まない
  • 仕事が楽ちん。
  • キュウリネットとインシュロック(耐候性)の寿命が同じ。

 

 

ということです。

キュウリのネットをインシュロックでしっかり固定できます。

ネットは片側から止めていきます。
たるみを防ぐためです。

キュウリネットはインシュロックで固定。耐候性のインシュロックはキュウリネットの寿命と同じ。

インシュロックですと、止めるのも一瞬なので楽々です。

□キュウリの支柱立てと間隔のポイント6「つるの誘引と巻き方」

ここまで出来たらもうオーケーです。
あとはキュウリをいつでも植えられます。
つるの誘引は上に登らせるだけです。

キュウリの誘引は、洗濯バサミを使います。プロのキュウリ農家からテクニックを頂戴してきました。

ここで私が使う便利な道具は洗濯ばさみです。(穴の大きなタイプ:シーツなどを干すための物干し竿につけるタイプ)
です。
これでキュウリをネットに挟んでやることで、思った通りの誘引ができます。
安くて簡単で使いやすい道具です。

キュウリの茎をワンタッチで固定できます。

もちろんキュウリ専用のピンチもありますが、ロットが多く、高いです。

どんな角度でもキュウリをネットに固定して誘引できる。キュウリの背が伸びたら、伸びたキュウリのつるに付け替えるだけで誘引できます。

 

私は洗濯ばさみで充分だと思います。

 

きゅうりのネットはなしでたくさん取る方法も公開しています。

また、特に家庭菜園で茄子は、最初の1番目に咲く花をとるのが一般的かもしれませんが、

農家は実として収穫します。

 

農家はナスを200本以上植えるので、1番の花を収穫することで「+200本の収穫」になるからです。

その1番目の花も収穫し、1本の茄子の木から117本を家庭菜園で収穫した方法を写真つきで解説してみました。

ちゃんと作業して成功した方法なのでナスがたくさん収穫したい方はやってみてください。

 

 

キャベツの収穫は10月末から4月までできますが、苗を育てる時期は7月から始まります。ちょうどきゅうりが取れなくなってくる頃からです。

キャベツを育てるなら、苗を買うにしても、今からキャベツを育てる農家の知識を知っておくと失敗も少なく、損しません。

キャベツの栽培完全ガイド プロ農家の種まきから収穫まで をちょっと長いですが読んでみてください

今までよりもグッといいキャベツを収穫できるようになりますよ。