■「同じ釜の飯論」に学ぶ、同じ食卓で食べる幸せ
昔から「同じ釜のの飯を食う仲間」といいます。
食べるものと、食べる時間を共有することで、仲間として絆が深まるという意味合いで使います。
本当にその通りで、一緒に食べてると相手の好き嫌いがわかったり、今日あったことをしゃべったり、行きたいところの話をしたりと様々な話題が出てくる場になります。
つまり、一緒にいる人のことを知る時間になります。
今の話の中でもこんなことが共有できました。
- 相手の食の好み
- 今日あったことや、そのときの気持ち
- 行きたいところ
このようなことを知ることで、相手の好き嫌いに合わせて、好きなものを用意してあげたり、一緒に行きたいところに行くことで、仲良くなれます。
当たり前のことなのですが、一緒に食事をすることでコミュニケーションをすることができます。
■食べ物には、人を幸せにする力がある。
食べるという行為に、お腹が膨れればいいという考えもあります。
しかしそれ以上に、たくさんの幸せをもたらしてくれます。
□美味しいものを食べると心が幸せになる
ただ美味しいものを食べるというだけでも、とても幸せな気分になります。
◇帰ったら、ちょっと幸せ。ミョウガが生えていたので今日のお昼は冷ややっこ。
お昼に帰ってみると、家庭菜園で育てていたミョウガが生えていました。
それをみて、お昼にもう一品。ミョウガの冷ややっこを食べる幸せ。
ちょっとしたことだけれど、自然の中で採れた野菜で楽しい思い出が一つ増えます。
□美味しそうに食べている子どもの顔を見て幸せになる。
こどもが「美味しい!」と嬉しそうに食べている顔を見ると、嬉しくなります。
■食事の機会に会話が進む。食事会の幸せな時間
家族と、仲間とバーベキュー。とても楽しい時間です。楽しい時間を過ごした仲間と、次は何をしようか?という話にもなります。
人間関係を円滑にするために、食事会はとても大切な時間です。
■作った野菜を食べる幸せ
作った野菜を喜んで食べてもらえると、「喜んでもらってよかったなあ」と幸せな気持ちになります。
買ってきた方が安いし、早いよね。という意見もよくわかります。
買ってきた野菜と、自分の作った野菜は比べるベクトルが違います。
- 子どもを育てたようだとか、プラモデルを作ったようなことと似ています。
- 達成感や、愛着が生まれるんですね。
食べ方で遊んでみたり、美味しくない部分をあえて食べてみたり、ドリンクホルダーにキュウリを入れてみたり。
普通にスーパーでキュウリを買ってきただけでは、こんな日常もなかなか無いと思います。
食べることをきっかけにして、楽しむ、幸せを感じることが、家庭菜園にはあります。
幸せな時間を育てる家庭菜園、その先にある食事を取り入れた生活も、楽しいものです。