木を丹念に育てる過程で、自分自身の成長や癒しを感じることができます。オリーブの鉢木の管理方法を学び、人生にちょっと喜びとうるおいを持たせられます
せっかくの「運気をあげるオリーブの木」
元気に長生きしてもらう方法を知ると、素敵なインテリアとして楽しめる上、運気もあがります。
この記事を書いている人
・農大レベルでしっかり育てられる現役農家の解説動画
・栽培の流れが月単位でわかります。
・コメントで質問ができるので、今より上手になる(youtube)
- 農業経験０から14年以上やっている農家（愛知県の知多半島）
- 耕作する畑の土は９割が硬い粘土の土地で、雑草地からのスタート（農業初心者から、野菜を解説する側になりました）
- 年間100トンほど野菜を生産、出荷しています。
- このサイトの内容を実践し、反収５０万を超える畑も出ています
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60秒でわかる野菜のトラブル対処法「さいこうやさいのYouTube」
まず届いたら一度たっぷり２０００ｃｃほどの水を与えてください
お届けするまでは、鉢の泥や水がもれないように、乾燥気味になっています。
過剰な乾燥は葉が落ちやすくなるので、届いたら２０００ｃｃほどの水を与えて土に染み込ませてあげてください。
【水はけのよさ】オリーブの木の適切な鉢の中の環境
「鉢の底が水浸しで、根が腐る」ということだけ防げばOK
- 土はそのまま、植え替えは不要です
- 水をやったときに中鉢の底が水没してしまったら、「底上げ」して水没を防げばOK
【土と肥料】土は変えなくていい。肥料も手軽に、安く。
IB肥料の特徴は「鉢植えに適している」こと。
- IB肥料が便利です。オリーブの実ができたときに、もちろん食べることも問題ありません。
- 1年分は余裕で持ちます。手間がかかりません。
- 1000円程度で手に入り、安く、長く効きます
土は、さいこうやさいのカードがついているオリーブの木でしたら、変える必要はありません。
そのように仕立ててあります。
【水やり方法】オリーブの鉢木を枯らさないための方法
水やりはたくさんやらなくても大丈夫。
爪の深さまで乾いたら、水を５００ｃｃ与えます。過剰は根が腐るので、冬などに乾かなければ乾いてから与えます。夏は一日に何度も乾くようであれば、置く場所を涼しい場所に変えるのもあり。
カンタンな、目安はこのくらいです。
- 1日５００ｃｃ（ペットボトル1本）
- 2日家を空けるときは、５００ｃｃ ｘ ２本
- 3日くらい水をやらなくても、大丈夫
乾いているかどうかを確かめるのは「鉢の土の表面が乾いていたら」翌日に５００ｃｃ与えるくらいで大丈夫です。
つぎの日に表面が乾いていなければ、あげなくても大丈夫。
【日当たり】室内でも大丈夫？
オリーブの木は室内でも元気です
さて、どんな風に置いたらオリーブの木は元気なのでしょうか
- 暗い部屋よりは、明るい部屋のほうが元気
- 電灯だけよりは、日の光があたる場所のほうが元気
こんな感じです。
かならず一番元気な場所に置かなければならないかというと、
そうではありません。
置きたい場所において、なんか元気ないかな・・・？と感じたときに
移動させてあげる程度で大丈夫です。
【剪定の時期】実がなる剪定の時期とタイミング
オリーブの実がなる時期は、３月～10月20日ごろ。収穫は10月10日～20日ごろが目安です。
半年も実がなるの？！その通りです。
- 3月から花芽分化がはじまります
- 5月にはしっかりと実がわかります
- 10月にいよいよ収穫です
この時期に剪定をしてしまうと、ダメージが大きくて実が落ちたり、そもそも花芽分化せず、ダメージ回復にエネルギーを注ぎ、来年以降に先延ばしになります。
オリーブの鉢植えを剪定をするなら、このタイミング。
- 剪定をするなら、収穫後11月～2月の間に行います。
- 剪定は木の長さの１０％程度の長さまで。
- 量も1割までです。
- 剪定後にはIB肥料を4粒あげてください
それ以上は強剪定（きょうせんてい）になってしまいます。
強剪定については次以降の項目で解説します
剪定後は実のなった後なので、お礼肥えとしてIB肥料を4粒あたえてください。
【手入れはどうする？】実のなる時期のオリーブの生理作用
あまり神経質にならず、楽しむ程度で水と肥料を見てあげて楽しんでください。
- 肥料切れ、水切れにならなければ、（頻度が少なければ）大きな充実した実になりやすくなります
- 極端に肥料が切れたり、土の中の過剰乾燥が続けば実が落ちて木を維持する動きが強くなります
ちょっとした子どもやペットのような、かわいがってあげると実をとどけてくれたり、水分が足りないと干しブドウのような実ができたりとオリーブの顔色が見えてきて楽しめます。
楽しい！
＊干しブドウのようなオリーブは、ひれ酒のようにウイスキーに入れたりして楽しめる
実がならない剪定の時期【強剪定（きょうせんてい）】
4月から実がつきますが、収穫するまで剪定してはいけません
２０％以上切ってしまうと、オリーブの木のダメージが大きすぎて実をならせる流れから、実を落としてでも木の体力を回復させるサイクルになってしまいます。
- 実がならない時期11月～３月でも強剪定はNG
- 剪定は１０％程度まで。１０％のオリーブの剪定の詳細
- 強剪定は鉢植えでは基本的には必要ありません。
剪定のし過ぎは注意が必要です。
翌年には木の元気は回復してきますので、ほどよくタイミングよく剪定が必要な場合のみ、剪定してあげてください。
オリーブの葉の色がおかしい？！対処方法をお伝えします。
肥料と水が不足気味の合図
見かけたら早めに対処しましょう。見かけてから肥料を注文し、届いてから4粒与えるくらいのタイミングで十分間に合います。実のサイズを大きくしたい方は、あらかじめ肥料を準備しておき、色が落ちたタイミングで与えます。オリーブの変化が見えてから注文するよりも7日間早く与えれば、実のサイズもおおきくなりやすい。農業の世界ですね
退色（たいしょく：色が落ちること）は肥料不足の最初の合図です。
気が付いたら早いタイミングで肥料を与えます。
タイミングは大切です。
- 肥料が切れ始めると、元に戻るまで長期間かかります
- 肥料が切れると、実を落として木の維持にエネルギーを使うので、実が落ちやすい
- 葉の色が落ちたなと思ったら、追肥をしてください
【実をつける母体を大切にする】オリーブの鉢木の肥料の与え方と効きやすくする農家の技
カンタンです、IB肥料を4粒与えて水をかけるだけ。肥料を吸収しやすくする工夫もできます
オリーブの鉢に4粒のIB肥料をいれます。根本近くにいれると水がかけやすいです。今後水を与えるときはIB肥料にかかるように与え、溶けた水分を根に与えるイメージであたえてください。
最低限退色の進行を抑えられます。
【農家の技】「オリーブの母体を大切に」肥料を効きやすくする工夫
- 4粒まとまった位置に与える
- 水をかけるときに、肥料の上からかける
- 有機肥料ではなくIB肥料を与える
まとまった位置に与えることで水をかけやすく、すぐに肥料が吸収しやすくなります。
IB肥料は有機１００％の肥料ではありません。
ちょっと工夫して有機肥料にすることもいいと思いますが、
葉の色が悪いときにはあまり狙った効果を望めません。（実を落とさない、葉の色の体色を防ぐ）
オリーブの木の母体がポイント
実がなって葉の色が落ちている時点で、人間でいえば妊娠中の栄養失調になってしまっています。そんなタイミングで必要なのは吸収の良い栄養補給で万全の体制に素早く回復すること。だからIB肥料です。
実の収穫がおわり、お礼肥えとして母体回復のIB肥料を与えるまで、オリーブの母木のために元気を維持してあげてください。
有機肥料でオリーブの木の体質改善をしたい場合は、年単位で色が落ちていない元気な木からはじめてくださいね。
オリーブの葉が落ちて、枯れてしまったとき
翌年、また復活する可能性があります。
＊乾きすぎて葉が落ちても、翌年にまた復活してきます。
＊もし葉がすべて落ちて枯れあがってしまった場合、ご購入いただいたところで引き取りしますとさいこうやさいまで戻り、再生させることが可能です。もし枯れてしまってもご連絡ください。
オリーブの木を楽しむ知識と運気を上げる楽しみ方
【オリーブ風水２０２３】オリーブ生産者がお伝えする置く場所と運気
さいこうやさいは、オリーブの生産者として大切な方の贈り物としていただいたオリーブの木を最大限楽しめる提案をお届けします。
