0から野菜が作れる農業のやり方

農業のやり方・基礎知識

農業のやり方家庭菜園をゼロから始めるロードマップ

■失敗しない農業のやり方は、いい作物を作るのは当たり前、そのために必要なのは基本をしること

いちろう
いやいや、当たり前でしょう。

と言うかもしれません。

しかし、ネット上には、「こうしたら家庭菜園でうまく作れます」と言う情報は、
私が見たかぎり実用的なものはありませんでした。

いちろう
あるとしても、「元気がなかったので、こう言う肥料をやって、元気になりました」と言う断片的なものだけ。

断片的なものをつなぎ合わせて、いい作物を作れるか?

答えは「いいえ、難しいでしょう」です。

□失敗しない農業のやり方

失敗しない農業のやり方というものは、「こうしたら作物はちゃんと最低限育つ」というロードマップを知ることです。

ココに注意

そのロードマップは昔から存在していて、「暦(こよみ)」と呼ばれます。
しかし、こよみを読むのには、知識が必要です。経験や、感覚も必要です。

 

素人が見て、わかるものでは無いと私は思います。(私はさっぱりわかりませんでした。)

こよみを読めれば、作物の育ち方がわかり、
こよみの通りに育てれば、いい収穫が迎えられる。

しかし、こよみは素人では読めないので、

 

10年野菜を一筋で作っている私がロードマップを作ります。
素人でも読めるこよみ=ロードマップです。

ココがポイント

つまり、このブログのロードマップを読めば、素人でもゼロから家庭菜園を成功できます。

□いい作物を作るのは当たり前

農家同士で話す、農業のやり方は「あの災害どうだった?」「被害あったけど、こうした」というやりとりです。

農家同士の農業のやり方の話には、大きな前提があります。

それは、「作物を作れるのは、みな当たり前」だということです。

ですから、農家に断片的に話を聞いても、「あなたに当たり前に作物が作れる技術がなければ、意味がない」ということなのです。

ココに注意

唯一、素人の私たちにとって農家の話が家庭菜園を成功させてくれるとすれば、「作り方を1から10まで説明してもらう」ということです。

しかし、そもそも農家が見ず知らずの私たちに1から説明してくれることはほぼありません。

でも、知りたいですよね。

□農業のやり方を習得するのに必要なことは、どうしたら野菜が育つか

いちろう
ゼロから始める場合は、できるだけリスクの少ない方法で始めるのが「楽しい」です。

野菜が育つには、段階によって様々な手を入れる必要があります。

段階だけでも、

  • タネの段階
  • 苗の段階
  • 植え付けの段階
  • 生育期の段階
  • 結実の段階
  • 収穫の段階
  • 収穫後の土づくりの段階

と、多くの段階が存在します。

そして、1つ1つにコツがあり、1つでも失敗すると後の生育に大きく影響します。(つまりまともに収穫できなくなります)

ですから、ゼロから始める場合は、できるだけリスクの少ない方法で始めるのが「楽しい」です。

ココがおすすめ

”例えば、苗の段階からスタートするだけでも、ずいぶん失敗リスクを減らせます。”

■作りたい農産物によって、農業のやり方は大きく異なる

先ほど、野菜が育つために様々な段階があるとお話ししましたが、
実は作物によっても、育つ段階があり、キャベツとトマトでは全く違うといえます。

□農業のやり方は、作物によって全く違う

農業のやり方は作物によって全く違います。ですから、手を入れる工程や、意図も違ってきます。

ココがダメ

つまり、作物が変われば一様に手を入れてもうまくいかないということです。

□農業のやり方が同じ作物も多く存在する

農業のやり方が同じ作物も多く存在します。
例えば、ブロッコリー、スティックブロッコリーとキャベツ、カリフラワー、白菜などは、ほとんど同じやり方で、収穫ができます。

ココがポイント

同じアブラナ科で、苗を育て、植え付けし、収穫するというサイクルが同じだからです。
このようにサイクルが同じ作物を一緒に作付けすることで、同じ手間で、多くの種類の作物を収穫することができます。

□賢い農業のやり方は、似た作り方の作物を作ること

同じアブラナ科であれば、似た作り方なので作付けスケジュールを合わせることができます。
農作業はとても量が多いので、作付けスケジュールを合わせられなければ、成功させることは難しいです。

だから、似た作り方の作物を作ることが、成功の秘訣であり、賢い農業のやり方と言えます。

■農業のやり方を学ぶのは簡単。作れる人と同じように作ること

農業のやり方を学ぶのはとてもシンプル。作れる人と同じように作ることです。
本を読んで実践して、失敗するというのはよくある話です。
本に書いてある野菜作りと、あなたの畑の野菜作りは環境が違うからです。

ですから、近くで作っている方と同じように作ることを学ぶのが

家庭菜園の成功の最短距離です。

 

  1. 土の作り方、
  2. 肥料のやり方、
  3. タネの巻き方、
  4. 苗の植え方、
  5. 植えてからの管理、
  6. 追肥の方法、
  7. 虫と病気の対処、
  8. トラブルがあったときの対処、
  9. 大雨に対する対処、
  10. 収穫まで乗り切る対処

キリがないですが、
その要所を学ぶためには、本では現実に即した体系的に学べないということです。

□農業のやり方を学ぶ簡単な方法

農業のやり方を学ぶ簡単な方法は、「農家と一緒に作業する」ということです。

実は農業とは「農的生活」のことで、野菜を生活に取り入れることができると肌感覚的にわかってきます。

具体的には、農家に「手伝いたい」と言ってみるのがいいと思います。
人によっては「いらん」と言われますが、私はウェルカムです。

実際に収穫祭をやっていますので、その時にでもお声がけいただければ、1年を通して好きな時に学びきていただけます。

つまり、農業のやり方を学ぶ簡単な方法は、「私と一緒にやれる」ということを選択肢としてあるんだと思っても間違いではありません。

□作れる人とそっくり同じようにやるのが、農業のやり方

成功する農業のやり方は「作れる人と同じようにやる」ということです。
なぜなら、私自身が0からプロの農家と同じようにやってきたからです。

今では年間60tほどのキャベツと、7tほどのニンジンを出荷しています。

■農業のやり方は細かく分かれている

□畑作の分類

畑作にも、下記のような作物の分類があるんです。
果菜類のやり方
苗を育て、樹を作り、実を収穫します。収穫期間は露地(ろじ)栽培(屋外栽培)で1〜4ヶ月ほど、(ハウス栽培で)最長8ヶ月ほどです。

葉物のやり方

タネをまき、最短30日ほどで収穫できる一番家庭菜園にオススメの作物です。
一番おすすめは小松菜です。キャベツや白菜も葉物に分類されますが、キャベツや白菜はたねをまいてから収穫まで5ヶ月ほどかかりますので、期間で言えば初心者向けではありません。

根菜類のやり方

ニンジン、ゴボウ、芋などです。芋は比較的簡単で、ニンジン、ゴボウはむずかしいです。根菜類はタネからが必須で、栽培期間も長く、成功させるために抑える要点も多いため、上級者向きです。

ネギのやり方

ネギは玉ねぎ、葉ネギ、白ネギなどがあります。ネギは葉ネギは3ヶ月ほど、玉ねぎや白ネギはやく10ヶ月の栽培期間が必要なので、管理を続けるのが難しいです。桔木が手軽で、長期間食べられ、比較的放置気味でも育ちます。

イチゴのやり方

イチゴは露地(ろじ)栽培(屋外栽培)とプランター栽培がありますが、大粒でおいしいイチゴを食べたい場合はプランター栽培がおすすめです。

■農業は色々ある。家庭菜園は畑作が基本

農業と言っても、農家の間でもいろいろな業種に別れていて、それぞれ専門特化しています。

□野菜

野菜は1坪でも始められます。イチゴも野菜に含まれます。
家庭菜園として楽しむには、プランターでもいいですし、土地がある方では(または家庭菜園のレンタルスペースや、知人、家系の農地持ちから借りられるかた)30〜50坪程度から始められると手軽で面白いです。

知人の家庭菜園やっているおじさんは、多くの土地ではじめていて、200坪くらい栽培しています。

自分が食べる分では多すぎて、仲の良い近所に配ったり、直売所で販売したりしています。
とても楽しそうです。

よくお話しするので、キャベツはどうやってうまく作るんや?とよく聞かれます。

□酪農

酪農は家庭菜園にはあまり現実的ではありませんが、ご紹介します。
牛、豚、鶏を管理しています。

牛は、

搾乳に特化している農家
肥育し、肉牛に特化している農家
搾乳と肥育に特化している農家

上記の3種類です。牛のサイクルは2年で、2年ごとに更新されています。

豚は、

食肉として肥育し、出荷する農家
です。豚のサイクルは1年程度で、毎年更新されています。

鶏は、

食肉として特化している農家
鶏卵用として特化している農家
上記の2種類です。
鳥のサイクルは約2年ですが、そこまで明確ではありません。

□米

米の栽培は、家庭菜園にはあまり現実的ではありませんが、紹介します。
農業では1反(いったん、と読みます)が基本の単位で、坪数で言うと300坪です。(コメも、野菜も)

コメの栽培は1反でも機械が必要なので、0からはとてもコストがかかり、無理でしょう。
週末農業でコメ栽培をするとしたら、機械だけで200万くらいは用意しないと、楽しい家庭菜園はできないと思います。必要な労働力が多すぎます。

もし、手で植えようと思うなら、うーん、私はやりたくありません。

コメ農家としては、初期に1反を200枚用意して、1000万〜2000万程度の費用をかけています。

□果樹

今ブームの果樹は、ブルーベリーです。
イチジクも私の近所では多く作られています。
果樹は平坦で野菜やコメに適しているところではあまり栽培されず、ちょっと難がある農地で栽培される傾向があります。

ブルーベリーであれば1本の樹で3坪程度、イチジクでは10坪程度必要になり、収穫まで3年ほどかかります。

農地がある場合は野菜の隣にあっても楽しいですね。

■農業のやり方を学ぶなら、1番最初から学びたい

農業のやり方を学ぶなら一番最初から学びたい理由は、農業が一年に一回しか作付できないからです。
その中で作物を選ぶのならばまずお勧めは小松菜です。

小松菜は年に7回咲く付けすることができるので、一回失敗したからといって次の年まで繰越ということもありません。

それに小松菜は約30日間で種をまいてから収穫までできますので手軽で喜びも多い作物と言えます。何より今の小松菜は苦味も少なく美味しいですね。

小松菜でも農業のやり方を学んでから作るのはとただ作ってみるとでは意外と失敗してしまいます。

ですから小松菜の種を蒔いて発芽すれば育つという環境を作ってから小松菜の種を撒くことでとても家庭菜園が楽しくなります。

□農業のやり方を知らずにやっても、失敗する

農業は種をまく前の土の準備が成功の8割です。

最初の8割を分からずにやってしまうと種を蒔いたところで残りの2割の中の成功しかありません。最初の土作りの準備を大切に作ってください。

家庭菜園での失敗の8割の原因は準備不足です。

□農業のやり方を学ぶことで、必要な資材がわかる

農業のやり方を最初に学ぶことで、

例えばキャベツを作るために前もって何を準備したらいいかどんな必要な道具がいるかがわかります。

ココに注意

野菜の栽培は準備しておかないと病気や虫が出てから必要な道具を買って対処するという対処療法では遅すぎます。

はっきり言ってしまえば野菜が病気になったり虫が出るタイミングがもう既に分かっていますので最初に種をまく前から備えておくことが成功の秘訣となります。

□様々な農法、農業のやり方があるけど、何がいい?

いちろう
一番最初は慣行農法を覚えることが私はお勧めします。

無農薬で作りたい。有機で作りたい。自然農法で作りたい。様々な野菜を作る手段があります。

これは一般的に農法と言われます。

この農法の原点は慣行栽培と言われる栽培方法です。

慣行栽培の目的は 失敗しないように野菜を市場に供給することから生まれています。

ですから慣行農法の栽培方法を覚えることで野菜を失敗しないように作るという基本が身につきます。

一番最初は慣行農法を覚えることが私はお勧めします。

経験談

私は有機JASで人参を栽培していますが有機JAS人参の栽培方法は慣行農法の考え方がベースになっています。

そこから化学肥料と化学農薬を使わないように工夫するという方法なわけです。

自然農法や有機農法をやるうえでもまず基本の慣行農法で野菜を失敗しないように作る知識を身につけましょう。

□失敗しない農業のやり方は、基本に忠実にやることです。

失敗しない農業のやり方はこよみを読み、基本に忠実にやることです。
基本の流れ通りにあることで作物に起こる病気や虫の被害を予測して余裕を持って作物に目を向けることができます。

「作物を見ればわかる」という言葉もよく聞きますが、 これは基本が息をするように出来る人たちがわかる感覚であって素人向けではありませんのであまり真に受けない方がいいと思います。

このブログでは作物を見れば分かるというレベルまで素人から引き上げていければいいなという風に思っています。

□こだわりの農業のやり方は、「作れる自身がついてから」が近道

いちろう
まずは堅実に野菜を作って最高の鮮度の野菜を食べるという めちゃくちゃ楽しい経験をしてください。

いい野菜を食べさせたい。

安全な野菜を子供に食べさせたい。

 

そういった思いがもちろんあります。

私もこの考えには大いに賛成です。

ココがダメ

そしてこだわりの農法は情報がとにかく断片的です。結論こだわり農法を断片的に情報を取って実施することでほぼ失敗します。

そして家族から「そんなんじゃ無理なんだね」という風に言われてがっかりしてしまって続ける気力がなくなります。

よく考えてみればこの流れは当たり前で栽培する技術がないのに断片的な情報を受け取ってもうまくはいきません。

まずは慣行農法を身につけ、野菜をこよみで見るという技術を身につけましょう。

慣行栽培の野菜なんて作っても意味ないじゃんスーパーで買えばよくね?

と思うと思います。

これは半分正解で半分外れです。

いつでもスーパーで買えるほど供給できるから慣行栽培なんです。
それほど慣行栽培の技術は野菜を作り続けることに特化しています。

そしてもう半分が圧倒的な鮮度が違います。
やはりできた野菜をその場で食べるという行為は何よりも美味しいです。

家庭菜園や野菜の栽培をやったことない人が最強レベルを目指すよりも、
まずは堅実に野菜を作って最高の鮮度の野菜を食べるという

めちゃくちゃ楽しい経験をしてください。

ココがポイント

その後こだわりの農法に挑戦すればうまくいくと思います。

まとめると・・・

  • 農業のやり方を学んで実践出来るのは一年に一回。
  • 農業のやり方を試せるのは一年に一回
  • 最初から失敗するやり方は防ぎたい
  • 農業のやり方を知って実践しよう
  • 出来るやり方のとなりで、小さくこだわりに挑戦したい。

このような流れで、0から農業のやり方を身につけていきましょう。

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