植える道具1つで、「苗植えるの楽しい」となるんですよね。植えるの大変と思う方は試してみると楽になるかも
この記事を書いている人
・農大レベルでしっかり育てられる現役農家の解説動画
・栽培の流れが月単位でわかります。
・コメントで質問ができるので、今より上手になる(youtube)
- 農業経験0から14年以上やっている農家(愛知県の知多半島)
- 耕作する畑の土は9割が硬い粘土の土地で、雑草地からのスタート(農業初心者から、野菜を解説する側になりました)
- 年間100トンほど野菜を生産、出荷しています。
- このサイトの内容を実践し、反収50万を超える畑も出ています
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いろいろな種類の移植ゴテがありますが
- 土が固い場合
- 土が柔らかい場合
の違いによって、使える移植ゴテが変わります。
硬さは、植えるタイミングにもよります。
- 耕した直後に植える場合
- 不耕起の場合や、畝を作ってから、1週間以上経ってから植える場合
実際植える時に「確実に植えることができる」「スムーズに植えることができる」道具として、移植ゴテを紹介します。
農家がおすすめする移植ゴテ【土質別】
今私が使っている移植ゴテは2種類。
- 植える効率重視の「ねじり鎌」
- 硬い土でも植えることができる「細スコップ型移植ゴテ」
一般的に(多分、畑をあまりやらない方)はスコップ型をおすすめするのですが、
農家の立場からは、植える効率重視の「ねじり鎌」が一番おすすめです。
その理由は
- 植える効率が3倍早い。つまり楽。
- 1つの動作で、「苗との距離を測る、植え穴を開ける、植えて土を寄せる」の3つがこなせる
- 最後に鎮圧することもできる
というのがねじり鎌だからです。
草をとる道具のようで、実は苗を移植するのに最適な移植ゴテなんですよ。
次の見出しで、もっと詳しく解説していきます。
耕した直後に植える場合のおすすめ移植ゴテ
耕した直後に植える場合は、ねじり鎌がおすすめの移植ゴテです。
- 耕した直後に植える場合。
- 粘土土でも、砂の畑でも、耕した直後はとても柔らかく、植えやすい。
- もちろん、植木鉢の土でも、柔らかいのでとても植えやすく、便利です。
- 土を耕して
- 苗を植える
そういった、「植えるサイクル」を上手にこなせる移植ゴテが「ねじり鎌」です。
\持ち手の長さが、植え幅35センチでぴったり。すごく便利。/
アマゾンで買える、ねじり鎌。価格もホームセンターといっしょ。
マルチシートの張ってある畝にも、おすすめの移植ゴテです。
マルチシートの張ってある畝も、保温、保湿効果から、とても柔らかく土が保たれています。
マルチシートの畝にも、ねじり鎌がおすすめです。
マルチシートの畝に、ねじり鎌がおすすめの理由
- マルチシートに植え穴を開ける+マルチシートにも穴を同時に開ける
- 比較的柔らかい土に、片手で楽に植え穴を開けることができる
\持ち手の長さが、植え幅35センチでぴったり。すごく便利。/
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【硬い土】不耕起の場合や畝を作ってから、1週間以上経ってから植える場合のおすすめの移植ゴテ
基本的に硬い土の場合、植えるのに苦労します。
- 手首が痛くなったり、ねじり鎌では刺さらなかったり、
- 土に移植ゴテを刺すために、とても力が必要だったりします。
できるだけ、苗をうまく植えるために
適した力の入れ具合で、上手に植えれる移植ゴテを選ぶことが必要です。
- 苗を植えるための、大きすぎない幅のスコップ刃
- 適切な幅で、最小限の土を掘るので、疲れにくい
\硬くて、多少雑草が生えていても植えられるのが特徴/
1苗あたりのかかる金額も馬鹿にならないので、ちゃんとした道具を選び、失敗を防ぐのが農家的な考え方です。
*ちゃんとした道具を選ぶと、「植えるまでの条件を整える手間」が減るので、とてもうまく植えることができます。
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