キャベツの栽培期間は8ヶ月

品種を使ってリレー栽培すると、最大8ヶ月収穫し続けることができます。

家庭菜園の費用

【収穫時期からわかる】キャベツ栽培の期間

■キャベツの収穫時期は、10月〜6月まで収穫できます。

夏まき、春まきと種まき時期をずらすことで、長期間収穫することができます。

同じ1つの品種をずらしても長期間収穫することはできません。

それぞれ、収穫月にあった品種を、植え付けの時期に合わせて種をまいて植え付ける必要があります。

 

具体的に、「いつ、何の品種をまけばいつ収穫できるか」解説していきます。

■10月から4月まで収穫時期をリレー栽培する:夏まきキャベツ

リレー栽培をするために

  • 品種
  • 種まきの日にち
  • 苗植えの日にち

 

をリレー収穫したい月まで用意することで、

10月から4月までキャベツの収穫を続けることができるようになります。

 

 

なぜリレー栽培なのかと言われれば、

このリレー栽培が確立されたから、

 

  • ほぼ年中キャベツがスーパーから無くならず
  • 低価格で
  • いつでも手に入り
  • そこそこ美味しいキャベツが食べられる

 

という日本のキャベツ事情が成り立っています。

□10月〜11月に収穫時期の夏まきキャベツ「しぶき」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:YRしぶき
  • 種まき:7月20日
  • 苗植え:8月15日〜20日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:10月〜11月
  • 栽培の特徴:暑い時期の栽培なので、植え付けから活着まで水が必須。暑い時期に収穫までいくので、水不足になると小玉になってしまうので、過乾燥では散水が必要
  • 味の特徴:柔らかく、甘みもあり美味しい品種

 

□11月〜12月に収穫時期の夏まきキャベツ「しぶき2号」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:YRしぶき2号
  • 種まき:7月24日
  • 苗植え:8月20日〜30日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:11月〜12月
  • 栽培の特徴:暑い時期の栽培なので、植え付けから活着まで水が必須。見た目はしぶきと同じで、栽培もしぶきと同じ。種まきの時期はちゃんとずらさないと揃って収穫になり、大変なことになる
  • 味の特徴:柔らかく、甘みもあり美味しい品種。個人的に1番好き

 

□1月に収穫時期の夏まきキャベツ「冬藍(とうらん)」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:冬藍(とうらん)
  • 種まき:8月2日
  • 苗植え:9月1日〜5日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:1月〜1月末
  • 栽培の特徴:年明け1番に収穫できる品種しぶき、しぶき2号と同じように、しっかりと外葉を作ることで、1月にちゃんと収穫できる。肥料をしっかり与えて、病気予防をすることでとてもいい玉の収穫ができる。
  • 味の特徴:しぶき、しぶき2号に比べると葉に厚みがあり、しっかりしていて甘味もある。

 

□2月に収穫時期の夏まきキャベツ「そらと」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:そらと
  • 種まき:8月7日
  • 苗植え:9月5日〜10日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:2月〜2月末
  • 栽培の特徴:冬藍(とうらん)の次に収穫できる品種。とうらんに追いつかせるくらいで大きく育てていくと、うまくとうらんの次に収穫できる。
  • 味の特徴:葉に厚みがあり、とても大きなキャベツにも育つ。とうらんよりも柔らかく、葉は厚い。甘みもある。

 

□3月に収穫時期の夏まきキャベツ「りくと」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:りくと
  • 種まき:8月16日
  • 苗植え:9月10日〜15日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:3月〜3月末
  • 栽培の特徴:そらとの次に収穫できる品種。こちらもそらとに追いつかせるくらいで大きく育てていくと、うまくそらと次に収穫できる。そらと、りくと共にべと病や軟腐病が収穫時期に出る感じが強いので、予防をしっかりすると腐らずに収穫が続けられる
  • 味の特徴:葉に厚みがあり、とても大きなキャベツにも育つ。とうらんよりも柔らかく、葉は厚い。甘みもある。3月になり暖かくなるので収穫時期が遅れると、キャベツが成長し、内部が腐り、チップバーンのようになってしまうのでできたら早めに収穫したい。

 

□4月に収穫時期の夏まきキャベツ「冬のぼり」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:冬のぼり
  • 種まき:8月17日
  • 苗植え:9月16日〜20日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:4月〜4月中旬
  • 栽培の特徴:りくとを追い越すくらいに育てると、ちゃんと4月で収穫できる。12月くらいに結球が始まってきて、そこからゆっくり3月にかけて中が詰まっていく感じだけど、ちゃんと外葉を大きく育てて結球を迎えないと全然育たない。
  • 味の特徴:葉に厚みがあり、とても大きなキャベツにも育つ。すごく重く、しっかりしたキャベツになる。4月の春キャベツだけど、甘みはあり、食感はちょっと固め。その固さはキャベツを切る厚さを今までより薄く切ることで解消できる。

 

■年明けの1月〜4月の時期を収穫:冬越しキャベツ

冬越しキャベツは、年があけた1月から4月まで収穫できるキャベツのことを言います。

冬越しキャベツの品種は

1月以降の冬越しキャベツの品種と収穫月

  • 1月に収穫できる冬藍(とうらん)
  • 2月に収穫できるそらと
  • 3月に収穫できるりくと
  • 4月に収穫できる冬のぼり

になります。

 

 

11月、12月にできたキャベツを1月以降も寒いから収穫せずに畑にとっておこうとすると

  • キャベツが紫色になったり、
  • キャベツが割れてしまったり
  • キャベツが腐ってしまったり

 

つまりまともに収穫できません。

□冬越しキャベツ品種だから1月〜4月の時期に収穫できます。

冬越しキャベツの品種は

冬越しキャベツの収穫月と植え時期

  • 1月に収穫できる「冬藍(とうらん)」は9月1日に植え付け
  • 2月に収穫できる「そらと」は9月5日に植え付け
  • 3月に収穫できる「りくと」は9月10日に植え付け
  • 4月に収穫できる「冬のぼり」は9月16日に植え付け

になります。

植え付けの時期は植え付け適時期から後5日までに植えていくことが大切で、

植え付け時期がずれると、やはり収穫するのにうまくいかなくなります。

■4月末から5月末までの時期を収穫:春キャベツ

4月中旬から収穫するキャベツは、新たに種をまいて、苗を作り、植えていく必要があります。

 

□4月末から収穫時期の春キャベツ「若女将」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:若女将
  • 種まき:12月10日
  • 苗植え:2月16日〜30日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:4月中旬〜5月上旬
  • 栽培の特徴:12月10日からハウスで苗を2ヶ月かけて育苗し、2月16日から植え始めます。3月中旬まではほとんど植えてからも株は成長しませんが、4月からグングン成長し、4月末には一気に収穫になります。
  • 味の特徴:葉が薄く、柔らかいサワーキャベツです。追肥を遅らせてしまうとキャベツが苦くなってしまうことがあるので、時期を守るか少し早めにします。

 

□5月から収穫時期の春キャベツ「初夏808」

 

  • 対象地域:愛知県(九州〜関東までの平地であれば可能)
  • 品種:初夏808
  • 種まき:12月20日
  • 苗植え:3月1日〜10日
  • 追肥の時期:20日後、40日後
  • 収穫時期:5月〜5月中旬
  • 栽培の特徴:12月20日からハウスで苗を2ヶ月かけて育苗し、3月1日から植え始めます。3月中旬まではほとんど植えてからも株は成長しませんが、4月からグングン成長し、5月には一気に収穫になります。
  • 味の特徴:葉に厚みがあり、とても大きなキャベツにも育つ。5月に収穫できる寒玉系キャベツで、冬のものよりも柔らかくシャキ感が強い

 

 

 

キャベツ栽培の全体像を見るには、キャベツ栽培のロードマップをご覧ください。農家のキャベツ栽培を詳しく書いています。

 

キャベツの害虫に対しての農薬の使用方法は別の記事で詳しく書いています。

 

キャベツの

  • 病気に対する農薬
  • 害虫に対する農薬

を使う際に、正しい使い方を知らないと

農薬の効果が予定通りの期間効かなかったり、効果が現れなかったりすることがあります。

そういった、農薬のコスパ悪いトラブルを防ぐために、展着剤の使い方と、種類を知って、安全で低コストな使用方法を学んでください。

キャベツの黒腐り病は、処理方法さえ知っていれば収穫して食べることができます。

 

キャベツがうまく育つ基本の追肥の方法はケチらないことです。キャベツ苗を植える前に、元肥と一緒に購入します。

 

  • この記事を書いた人

いちろう

愛知県知多半島でニンジン、キャベツ、白菜などを生産している認定農業者です。高級店20店舗に有機JASニンジンを出荷していました。現在は収穫祭などを開催し、直接、美味しい野菜を自分で収穫して食べたい家族と共に野菜を収穫しています。

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