私はキャベツの農家ですが、おとなりさんに素晴らしいトマトを作る農家がいて、
仲良くしていただいています。
めっっちゃうまいトマトを食べさせてくれるので、
一般的なものも含めますが、私が食べてうまかったものも紹介します。
トマトの品種選びはとっても大切。
- うまいトマトを食べたい!という点でかなり大切です。
- そもそも、作りにくい品種を選んでしまうと病気に負けて収穫できないというのもよくある話。
トマトにまずい品種があるってこと?
トマトの品種を知ると、4つのうまいトマトを作るポイントがわかります
- トマトの品種を選ぶと味や大きさ、耐病性、栽培適性(プランターで作りやすいなど)がかわります
- 家庭菜園で美味しいトマトを育てたい場合は、味の評価が高い品種を選び、商業用に大量生産を望む場合は、収量が多く耐病性のある品種が適している。
- 作りやすい、おいしい、などの目的に合わせた品種選びができる
- トマトの品種を選ぶ理由は、「初心者でも豊作」「味の好み」など味、大きさ、耐病性、栽培適性などの要素がある
品種って大事ですよね。
つまり、トマトの品種を選ぶ理由とは次の2点です。
- いくら農法にこだわっても、「固定種」にこだわっても、うまい品種にはかなわない。
- 逆に、うまい品種を選んだうえでうまい農法にこだわれば、相乗効果があります。
その相乗効果の事例を踏まえて解説していきます
この記事を書いている人
・農大レベルでしっかり育てられる現役農家の解説動画
・栽培の流れが月単位でわかります。
・コメントで質問ができるので、今より上手になる(youtube)
- 農業経験0から14年以上やっている農家(愛知県の知多半島)
- 耕作する畑の土は9割が硬い粘土の土地で、雑草地からのスタート(農業初心者から、野菜を解説する側になりました)
- 年間100トンほど野菜を生産、出荷しています。
- このサイトの内容を実践し、反収50万を超える畑も出ています
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一番甘いトマトは何ですか
今まで食べた中ですごかったものは
です。
一番甘いトマトについて解説します。甘さは主に糖度によって決まりますが、品種によって糖度が異なります。
品種によって変わる項目
- 食感(ざらざら、しゃりっと感、中のゼリーの多い少ないなど)
- 糖度と酸味(酸味がなく甘い、酸味と甘みのバランスがすばらしい)
けっこう変わりますよね。割とここら辺は品種が多すぎて難しいので、
私が食べてかなり良かったと思うものをベースに紹介していますので、お試しいただけると基準にしやすいと思います。
栽培方法によって変わる項目
- 糖度(水を与える量と肥料でかなり変わります)
- うまみ(アミノ酸系の成分の肥料が多いと、変わってきます)
こういった項目を踏まえて
手に入りやすく、僕が食べて甘くておいしいトマト品種をいくつか紹介します。
ミニトマトの品種一覧
シュガートマト(甘さを魅力に思う方)
- シュガートマトは、非常に甘いとされる品種で、糖度が12~14度と高いことが特徴です。
- 小ぶりで果肉が柔らかく、フルーツのような甘さが楽しめます。
- もともと「フルーツのような味」を想定して作られた品種なので、甘さに特化しています。
アイコ(うまい、まず成功させたい方の品種)
- ミニトマトの は、割と高糖度のトマトの品種で、糖度が9~11度程度まで栽培して上がりました。
- 赤くて粒の大き目の果実がたくさん付き、甘さもあるうえ、1つ1つのミニトマトの大きさが1,5倍ほどあります。
- ボリュームがあるので、収穫量が多くて保育園の夏野菜にもとてもおすすめ。ほかのミニトマトに比べ単純に1,5倍収穫できます
りんか(ミニトマトではないですが、味が濃厚で糖度が高い)
- も甘いトマトの品種で、糖度が8~10度程度です。
- 他のミニトマトをのせるよりもこちらのほうが中玉トマト程度のサイズに抑えられて、かなりうま味が強くて糖度も8,9度の記録が見れたので推しです🌟
これらの品種が私が食べたことある中で甘いトマトとされていますが、栽培環境や収穫時期によっても糖度がけっこう変わることがあります。
最適な環境で栽培し、適切な収穫時期に摘むことで、より甘いトマトを楽しむことができます。
大玉トマトとは何ですか
一般的には、果実の重さが150g以上のものを指します。
ご自身の手で握りこぶしを作ってみてください。それくらいの大きさが150g以上の大玉トマトのサイズ感です。
トマトの種類
トマトにはさまざまな種類がありますが、以下に主要なものをいくつか紹介します。
1. チェリートマト(より小さいものはマイクロトマト)
- 小さな果実で、糖度が高く、そのまま食べることができます。
- シュガートマト、スイート100、スイートミリオンなどが代表的です。
2. ミニトマト(一般的なホームセンターでみるもの)
- チェリートマトよりも大きく、果実の重さが約30g程度です。
- 作りやすくて収穫が多く、大きいトマトを作るよりも難易度が低いのでまずはミニトマトからおすすめ。
3. 中玉トマト
- 果実の重さが80g~150g程度で、フルーツトマトとして有名なサイズのトマトです。
- サラダや料理に使われることが多く、色や形がさまざまな品種があります。
- 大玉トマトの品種をフルーツトマトのように味を濃く栽培にすると80g程度にサイズダウンして味が濃厚になります
4. 大玉トマト
- 果実の重さが150g以上の大きなトマトです。
- サラダや料理に使われることが多い。
- ファーストトマトや桃太郎がここの部類です。
トマト&ミニトマト、甘くて人気品種ランキング
- 桃太郎ワンダー(フルーツトマトのような甘さが魅力で、さらにつくりやすい)
- りんか409(ファーストトマトのような形になりやすく、味もそっくり。濃い)
- アイコ(ミニトマトといえばこれ。という安定の味と、作りやすさとボリューム)
夏のファーストトマトが大好きな私が選ぶ上位3つはこの品種です。
順番に解説していきます
【ファーストトマト好きに最高】甘みと酸味のバランス◎ りんか409のおいしさ
は相当お気に入りです。
- ファーストトマトの固さと食感
- 甘みと酸味のバランスが整っている
- 有機肥料でかなり味をあげることができる
普通のトマトの丸い形もありますね。
でも、わりとヒダのある、ファースト系の遺伝子が濃いなと感じる形と味が、素晴らしい・・・!
【桃太郎ワンダー】フルーツトマトレベルで糖度の高いトマト品種
これです!
- とにかく、甘い!めっちゃおいしい
- おばあちゃんはこれに塩かけて食べるのが好き
- 子どもは桃太郎ワンダーにはちみつかけて1玉食べちゃう
特徴はあんまりかけてないですが、これで伝わるくらい夢中になって食べている感が伝わりますよね。
そのまま食べるのもかなりおいしいのですが、スライスしてはちみつ、塩、ドレッシングお好みのものをかけるだけで
かなりおいしいんです。
何としても収穫!【アイコ】ミニトマトだけどミニトマトの1,5倍のサイズで育てやすいトマト品種
やっぱり、初心者はこれ。
初心者はこれ
なんといってもとにかく成功する
- とにかく、花が沢山咲いて実がなる
- 病気でも、ちゃんと実がなる
- 皮が固くなっても、実がなる
というくらいすごいです。
私(農家)でも今年は手間かけて育てたくないときはアイコを選びます。
ココがおすすめ
というくらいです。
キャベツ農家が家庭菜園で作るトマトを
となりのプロのトマト農家から教えてもらった品種でうまくできたものをしっかりと書き出しました。
参考にしてみてくださいね