他にも、冷蔵庫で芽が出た人参は食べることができる?
こちらでは人参の根(食べる部分)がブツブツしていて食べれるかどうかについて書いています。
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参考(生理現象)人参の表面のブツブツ、食べて安全かどうか。
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■冷蔵庫で芽が出た人参は食べることはできる?
芽や根っこが出ても食べることはできる
芽や根っこが出た人参は食べても問題ありません。
私は食べていますし、まわりの方々も食べています。
人参を長く保存していると、芽や白いひげのような根っこがでてきます。
芽や白いひげ根っこが出ても毒はありませんので、取り除いて食べることができます。
芽や根はおいしくありませんので、取り除きましょうね。
芽や根っこが出ても食べることはできる
■人参の花が咲くまでの食べられる日持ち期間はどれくらい?
□冷蔵庫に保存している場合、人参の花が咲くまでの食べられる期間
腐るまで大丈夫です。食べられます。
冷蔵庫に保存している場合、人参の花が咲くことはありません。
芽が出ることはありますし、根も出てくることはあります。
芽が出た場合は、いつも通りヘタを切り落として使えば変わりません。
根が出た場合は、そのままピーラーで皮をむいてしまえば食べられます。
人参農家ではよくある話で、4月に収穫した人参を冷蔵貯蔵していると、7月には芽も根も出ています。
ここで捨てなくても食べられますので、私は食べています。
□畑で置いてある場合、人参の花が咲くまでの食べられる期間
白い人参の花が咲いていたら、食べられないですね。
セーフは、トウ立ち(花が咲く前の花の茎が伸びていく頃)して、まだ間もない頃です。食べられます。(花が咲く前の高さの目安は40cmくらいまでなら大丈夫だった経験があります)
しかし、トウ立ちすると、人参の切り開いた白い部分に、スジがたくさんできて、骨のようにかたくなります。
面白いですよね!
これは煮てもミキサーで混ぜても口に残るので、私はとります。
このように。
これで食べられます。
まあ、このような人参が売られていることはないので大丈夫です。
■人参は花が咲かないように冷蔵庫で保管
人参は温度を低く保存させることで、糖度が上がったり、日持ちが良くなります。
■人参の日持ちをよくする保存方法
人参は保存方法がわかっていれば、かなりの長期間保存できる野菜です。
鮮度が良いに越したことはありませんが、鮮度をできるだけ長持ちさせたいですよね。
項目ごとに、説明します。
□人参の水気を拭き取る(腐る原因)
冷蔵庫にいれておくと、自然と汗をかいてきます。この水分が腐る原因の1つです。
もし水がたまっていたら、この水気を拭き取るだけで、腐りにくくなります。
□葉がついている場合は切り分ける(しなびる原因)
人参は葉がものすごく呼吸するので、葉がついてるとあっという間にしなびます。半日でシナシナです。
根元からギリギリをきれいにスパッと切りましょう。
葉を保存しておきたい場合は、葉だけビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存します。
□新聞紙で包んで保管(人参の水気で腐る原因を取り除くため)
あらかじめ新聞で包んでおいても水気対策になります。
私はやらないですけど。(すごく手間かかる)
やったことあるので、効果はあります。
□保存袋に入れて保存(人参がしなびるのを防ぐため)
人参が裸のまま冷蔵庫に入れるのはダメです。
人参は風にあたるとすぐにしなびてしまうので、
人参を袋に入れて冷蔵庫に入れるのは当たり前な感じです。
■人参専用の鮮度袋を使う(長持ち×美味しさが続く)
人参専用の鮮度袋があるのを知っていますか?
色は様々ですが、私が出荷に使っている鮮度袋はピンクです。
□人参専用の鮮度袋は、私の人参を買うと手に入ります。
鮮度袋は、使っている農家が限定されるので、一般の方がほぼ手に入ることはありません。
値段も高いです。
人参専用の鮮度袋は、保存力と、保存量が抜群です。
人参の鮮度袋のスペック
- 保存力 :通常の袋で5日鮮度が持つとしたら、10日鮮度持つ(私の個人的なイメージ、明確なものはありません。)
- 保存量 :10キロ入る
- 見た目 :ピンクで人参が美味しそうに見える
この1袋あれば、野菜室の保存がすべてワンランクアップになるほどです。
野菜はこの袋で保存は私のうちでは常識です。
私の人参を買うとこの鮮度袋がつきますので、もし手に入ったら使ってみてください。