豊作にするお礼肥えの時期を解説します

農業の基礎知識

【時期はいつ?】お礼肥えは毎年豊作にするための必須作業です

お礼肥えの時期はいつあげると一番いいのでしょうか?

 

作物を収穫したお礼としての肥料を与えることで、年間を通じて理想的な野菜が収穫できるようになり、不作になりにくいので余計な費用を削減することができます

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さいこうやさい
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さいこうやさい
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  • 農業経験0から14年以上やっている農家(愛知県の知多半島)
  • 耕作する畑の土は9割が硬い粘土の土地で、雑草地からのスタート(農業初心者から、野菜を解説する側になりました)
  • 年間100トンほど野菜を生産、出荷しています。
  • このサイトの内容を実践し、反収50万を超える畑も出ています

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お礼肥の肥料は何ですか ?

お礼肥えの肥料とは・・・

  • 窒素成分がある程度入っているもの(目安は窒素5kg/300坪)
  • お礼肥えとは、妊婦の「産後の栄養補給と休養」と考えるとわかりやすい

 

窒素成分がある程度入っていれば問題ありません。

具体的には?

目安は、窒素成分が5kg(300坪)です。

尿素でいえば、10kgほど散布すればいいので

金額でいえば3000円ほどです。

 

 

お礼肥えの意味あいとは

妊婦さんが出産したあと、

  • 充分な休養
  • 体を回復させるため、赤ちゃんのための母乳のための栄養

がとても大切になります。

 

畑も同じで、収穫をしたら持ち出しをしている栄養素をどこから補給し、

肥沃な畑を維持していくかがとても重要です。

 

だんだんと痩せていく畑から、豊作を期待することはとても難しいことが

想像できます。

 

 

お礼肥のやり方は?

では、お礼肥えをどのようにやればいい?

 

お礼肥えのやり方300坪あたり

  1. 収穫後に、窒素5kgを散布する
  2. または牛糞堆肥を3t与えてください

 

あまり難しくはありません。

30坪の場合は、量を10分の一にして行うだけで大丈夫です。

 

 

寒肥(お礼肥)に適した肥料は何ですか?

先ほどの見出しで、

  1. 収穫後に、窒素5kgを散布する
  2. または牛糞堆肥を3t与えてください

と書きましたが、

 

実際のところ、

  1. 窒素肥料
  2. 牛糞堆肥
  3. 草の堆肥

 

の3種類についてはいままで成功しており、次の作付けも豊作になっています。

 

さいこうやさいで使うお礼肥については「牛糞堆肥」をメインで使用していて、

ほかには窒素肥料を使うこともあります。

 

牛糞堆肥は300坪を与えるために、

ココに注意

  • 堆肥を入れてもらうのに約1週間
  • 畑に入れてもらった牛糞を均一に散布するのに1日
  • 耕すのに2時間ほど

という時間を要しますので、

この時間が取れない場合労力がかけれない場合「窒素肥料で時短」するという使い方をしています。

 

【時期は重要ですか?】肥料はいつまく?

 

基本的には収穫が終わった後

 

ということになります。

キャベツでいえば

  1. 11月~5月まで収穫があります。
  2. 11月に収穫が終われば、11月に堆肥を入れる
  3. 3月に収穫が終われば、 3月に堆肥を入れる

 

という流れを作っています。

5月に終わるのならば、5月にまとめて入れてしまえば?

というやり方もありますが、

11月~5月までの畑の面積を遊ばせてしまうデメリットもあるからです。

 

お礼肥えをしないデメリット3つ

遊ばしてしまうデメリットは3つあります

  1. 草が生えてしまう
  2. 雨が降りやすく、作業遅れの原因になる
  3. 畑の「地力」が低下し、どんどん野菜ができなくなる

かなりのデメリットがあります。

 

さいこうやさいでは「自然農法や有機JAS栽培」をメインに農産物を生産していましたが、そのときに特に失敗しました。

 

聞きかじりの自然農法にはかなり難しく

「地力」の知識や技術に乏しいまま自然農法を実践し、失敗していました。

 

ココがダメ

いくら自然農法といえど、

やさいが育つ母体の土を収穫しっぱなしでは

つぎが続くわけもなく、「自然農法のルール」の中で使えるのは「雑草堆肥」を使って補給していく術がメインとなってくることになります。

つまり、窒素成分5kgに値する雑草堆肥を供給するには、

  • 相当な「量を供給する」
  • 5kgに値する量に到達するまで「複数回に分けて供給する」

などの手段が必要になります。

 

お礼肥えを定期的に続けていくための手段と労力。豊作のための頻度

つまり、お礼肥えを続けていくためには

  • 肥料
  • 堆肥
  • 雑草堆肥

が農法やこだわりによって選択できますし、労力も変わってきます。

 

必ずしも毎年必要はありません。

豊作を続けていこうと思えば、1年に1回行えば充分です。

 

 

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さいこうやさい

愛知県知多半島でニンジン、キャベツ、白菜などを生産している認定農業者です。高級店20店舗に有機JASニンジンを出荷していました。現在は収穫祭などを開催し、直接、美味しい野菜を自分で収穫して食べたい家族と共に野菜を収穫しています。
◇コメンテーターをしています。家庭菜園と農家のお助けコメンテーター
テレビ出演しました。
◇好評のラジオ番組を放送中「家庭菜園の聞きながらラジオ 月刊さいこうやさい」

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