「少しの工夫で手間を減らして」豊作にする誘引方法です。
この記事を書いている人
・農大レベルでしっかり育てられる現役農家の解説動画
・栽培の流れが月単位でわかります。
・コメントで質問ができるので、今より上手になる(youtube)
- 農業経験0から14年以上やっている農家(愛知県の知多半島)
- 耕作する畑の土は9割が硬い粘土の土地で、雑草地からのスタート(農業初心者から、野菜を解説する側になりました)
- 年間100トンほど野菜を生産、出荷しています。
- このサイトの内容を実践し、反収50万を超える畑も出ています
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誘引とは、「誘って引き上げる」ことなので、伸びた枝を正しい位置に縛ることではないわけです。
この方法だと、とてもカンタンにできるのです。
用意した支柱の側の脇芽を使えばいいだけですからね。
その上、
超低コストでナスをたくさん収穫するには
できるだけ「道具を使わない」ようにしなければいけません。
道具には、それなりのコストがかかるからです。
ナスを誘引する際に、3本仕立ての支柱に対して「ビニタイ」を使うことにより
- ひもを使わずに、ナスをたくさん誘引できる
- ひもを使わないので難しくない
- ひもを使わないので、作業工程もない
というように、とても楽に栽培できます。
ナス栽培の枝を誘引するために、脇芽が必要
ナスの実をたくさん収穫するためには、たくさんの枝が必要です。
- たくさんの実を収穫したい。
- たくさんの花をつけて欲しい。
- たくさんの新しい枝が必要。
- たくさんの脇芽が、新しい枝を作る。
というような流れなので、脇芽をしっかり残しましょう。
脇芽はほとんどかき取る必要がありません。
繁りすぎて、隙間がなくなり風通しが悪くなる場合に、脇芽をとります。
ナスの枝を左右に振り分けて誘引。3本仕立て
わかりやすく、左右に振り分けると書きましたが、
実際に綺麗に左右に振り分けるのはとても難しい。
3本仕立てに”カンタンに”する方法
- 脇芽がうまく伸びた方を誘引して、第一側枝(第一そくし:3本仕立てのうちの1本)
- 第二側枝(第二そくし:3本仕立てのうちの2本目)
- 一番最初に伸びている主枝(しゅえだ:3本仕立てのうちの3本目)
むしろ、脇芽がうまく伸びた方を誘引して、第一側枝(第一そくし:3本仕立てのうちの1本)と第二側枝(第二そくし:3本仕立てのうちの2本目)にします。
では、3本目は何かといえば、一番最初に伸びている主枝(しゅえだ:3本仕立てのうちの3本目)です。
ナスの脇芽が出てきたら支柱に沿うように誘引します。
上記でカンタンに書きましたが、これは脇芽が伸びてから行うものではなく、脇芽が伸びると予測して誘引します。
誘引とは、「誘って引き上げる」ことなので、伸びた枝を正しい位置に縛ることではないわけです。
この方法だと、とてもカンタンにできるのです。
用意した支柱の側の脇芽を使えばいいだけですからね。
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