溝堀りって、終わるまでやるじゃないですか。体力のない私にとって、1回に重い泥をすくう量が多いとすぐばてるんですよね。1回1回が軽くて確実に泥が減るので、最後まで体力がもつんです
- 錆びない(雨ざらしでも3年錆びなかった)
- 曲がらない
- 握りやすい
- 疲れにくい
とスコップとして、かなり優秀なのですが、
野菜作りをしている現場として一番おしたいポイントがあります。
- 土離れがいい。
- 軽い
という2点です。
野菜作りをしていて、
- 繰り返し作業をたくさんやる必要がある
- 土が重い、野菜が重い
- 腰が痛い
と重労働な作業も結構あるのです。
金象印のパイプ柄スコップ角形の特徴「疲れにくい」
- 土を掘るスコップ部分は「ショベル鋼板S50C相当」を使用して、焼き入れ、焼き戻し。
- 持ち手はパイプ状で、持ち手部分に筋がついていて、滑り止め&フィット感があり、握りやすいタイコ型グリップ。
- JIS規格品。
わかるようでわからない専門用語なので、もう少し解説すると、
- ショベル鋼板S50C相当とは、機械構造用炭素鋼と言われるJIS規格の鋼材で固いのが特徴。
- 焼き入れをすると強度が上がり、土を掘っても磨耗しにくくなる。
- 焼き戻しをすると、弾力性が上がるので、折れにくい。
という感じで、1年経ったらスコップの持ち手がカビたり、折れたりするような安物ではない、しっかりとした工業製品だということがわかります。
実際のところ、このスコップは
- 軽くて
- 全て金属でできていて
- スコップの中では小さい方
と言える、母が「これ良いんじゃない?」とホームセンターで買ってきたスコップでした。
買ってきた理由は「力がなくても使いやすそうだったから」という理由で、まさか男の私が5年以上も愛用することになるとは思いませんでした。
金象印のスコップを実際に使ってみた時の「軽さ」に驚く
最初に持った時の印象は
軽い。
ということでした。
母が「自分のために」買ってきたので、軽くて、掘る部分も深さ20cm程度、横幅も20cm程度。
ごく一般的なスコップは深さ30cm程度の横幅30cm程度なので、2/3程度になる。
力が有り余る男の私にしてみれば、「効率悪くないかな?」と思うわけなのですが、
これが、農作業の場合は逆に効率良くなってくるわけでした。
金象印のスコップは劇的に農作業を変えた。「軽くて、土離れが良い」ところが農業向けでした。
農作業は基本的にクワなので、スコップを使う場合は限られてきます。
私がスコップをよく使うようになったのは水没した畑から水抜きをするために、土をさらって溝を作る必要があったからです。
- 最初はクワで溝を掘っていた。
- めちゃくちゃ疲れる
- クワに土がベトベトにくっつく
- 重すぎで疲れる。
- クワでさらった溝が泥ですぐに埋まってしまう。
というめちゃめちゃ嫌になる作業を、ふと軽い金象印のスコップでやってみたところ、
- スコップで掘ると、さらった溝に泥が流れ込みにくい。(土をすくいやすい)
- ベトベトの粘土の土でも、クワよりも土離れが良い(かなり軽い。イライラしにくい)
- スコップ自体が軽いので、かなり楽。
- 20cm刻みで非効率に見えて、「軽く、確実に進む」ので、疲労度がかなり変わる。
- 結果、早く溝を作れて、思ったように排水できる。
という劇的な変化が体感できたのがきっかけで、5年も使っています。
金象印のスコップは1、5kgと軽量。の製品のスペック「スタンダード品の小型タイプで女性にも扱いやすい」
実際に軽く、握りやすく、すくう土も通常のスコップより2/3なので軽い。
この「土をすくうのは少ないけど軽さが重要。」重いと続かない。
という考え方に理解をしてくれる方には、とても合うスコップです。
- 重量:1,5kg
- 全長:91,5cm
- 土に刺さる刃先の幅:22cm
- 土に刺さる刃先の深さ:25.5cm
- 国産
金象印のスコップを使うと「嫌な農作業が嫌じゃなくなる」と感じた。
溝ほり作業をやらざるを得ない場合って
- 大雨で水没して
- ヤバイ!8時間以内に排水しないと、人参死んでしまう!(にんじんは8時間水没すると腐ります)という状況で
- 雨降っている中、ドロドロになりながら濡れながらスコップ作業。
上記の作業は、ガチ農家って感じなのですが、雨の中で、もういやーって言いたくなるほど重労働です。
それでも「楽になった。次もやらなきゃいけないなら、金象印の小さいスコップ使う」と思うくらいの軽さと土離れの良さでした。
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