家庭菜園の費用
- さいこうやさいは「農業」で使ったもののレビューを公開
- 気になる道具の費用対効果を、使った目線で見てから買える。
家庭菜園に費用はつきものです。
いい野菜を作るために、必要なものは手に入れたい。
でも資材は高いので、できるだけ安く済ませたい。
お得に購入したい。
そんな考えをするのは、プロの農家も一緒です。
プロ農家が使う資材の購入先や、無駄のない購入方法をご紹介します。
使ったから分かる、リアルな使用感をお伝えしていきますが、最終的には自分で使ってみて判断しましょう。
この記事を読んで「良さそう!」「気になる!」というアイテムを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね。
この記事を書いている人
・農大レベルでしっかり育てられる現役農家の解説動画
・栽培の流れが月単位でわかります。
・コメントで質問ができるので、今より上手になる(youtube)
- 農業経験0から14年以上やっている農家(愛知県の知多半島)
- 耕作する畑の土は9割が硬い粘土の土地で、雑草地からのスタート(農業初心者から、野菜を解説する側になりました)
- 年間100トンほど野菜を生産、出荷しています。
- このサイトの内容を実践し、反収50万を超える畑も出ています
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60秒でわかる野菜のトラブル対処法「さいこうやさいのYouTube」
土づくりの道具と費用
ポイント
粘土の畑の土づくり=溝堀りと堆肥まき=豊作
土づくりの根本がわかる、考え方を学ぶ
オススメの本です!
夏野菜(ナスなど)に使う道具と費用
まず始めに、夏野菜(ナス)をどういう流れで育てるか、を大まかに見ていきます。
夏野菜(ナス)の生育ステージ
- 苗を植える(5月GW)
- 誘引(5月後半~6月)
- 肥料を与える(5月後半~10月)
- 虫対策をする(5月後半~、6月以降~)
- 病気対策をする(5月後半~、6月~)
- 減農薬にするコツ
- 順調に育てるコツ(7月~)
解説
「誘引」とは:”植物の生長に応じて、茎や葉を支柱やネットに固定する作業のこと”(タキイ種苗)
さらに詳しく見ていきましょう。その時に使う道具も、一緒にご紹介します。
誘引(5月後半~6月)
豊作の土台になります
ポイント
ポイント
ビニタイは、ナス・ズッキーニ・ピーマンに麻ひもと比べて楽なのでストレス軽減!
さいこうやさい強風で野菜が折れたりほどけたりがなくなり、誘引位置の変更もそのままねじるだけ。とにかく楽。ほんの少しの金額で2シーズンくらい使えてます!肥料を与える(5月後半~10月)
肥料を与えて、どんどん実をならせましょう。
ポイント
苗がうまく育っていない、植えたのに大きくなっていない、病気にやられた時の回復
さいこうやさいやさい作りをする時点でトラブルはあるので、気が付いたらすぐに対処できる。有名ブランドなのも安心感だし、いちごにも使えます。注意
植えてからまずいと感じたらアウト。セーフにする手段はホストップ
ハイポネックスで足りない、いまいちと感じるときに
- ハイポネックス1日目
- 液肥お休み
- ホストップ3日目
- 液肥お休み
- ハイポネックス5日目
と使うとホントに効く・・・。特に根がすごく伸びる
虫対策をする(5月後半~、6月以降~)
病気の原因や光合成不良の原因になるので、虫対策も大切です。
<5月後半~>
<6月以降~>
- テントウムシダマシ(農薬)
-
対処療法では間に合わないので、予防に使います
減農薬にするコツ
手間を少なく、効果最大で、どんどん実をならせる!※農薬、液肥使用時
-
※丸山製作所の散布機が耐久性が高いです
最後に出て来た道具の一覧を参考にしてみてください。
キャベツ栽培の道具と費用
キャベツを育てる上で、「豊作」にするために意識している道具です。
まず始めに、キャベツをどういう流れで育てるか、を大まかに見ていきます。
キャベツ栽培の流れ
大まかな流れはこんな感じです。
- 種
- セルトレイ
- セルトレイ用の土
- 水やりの手段
- 液肥
- 苗を植える道具
- 元肥
- 追肥
- 土寄せ
- 草取り
- 農薬
- 収穫
- 土づくり
さらに詳しく見ていきましょう。その時に使う道具も、一緒にご紹介します。
種まき(7月20日~8月20日)
解説
徒長とは:茎や根が必要以上に伸びた状態。植物に元気がなかったり、自力で立てない、色が薄いなどで、通常の成長と見分けます。早めに気づいてあげられるといいですね
ポイント
キャベツの種(しぶき2号)としぶき2号の種まき方法
苗を育てる(30日間)
苗を植える(8月20日~9月20日)
苗を30日で育てたらすぐ植えましょう
- (柄の部分で株間35cmが測れます)
-
肥料をまく(育てる肥料、味を引き出す肥料)
- うねをたてる(スコップ)
- マルチを張る
+
草取り対策(8月30日~10月10日)
追肥(9月10日、9月30日)
追肥は、豊作のために外せません!
綺麗にする
美しく、売れる商品として収穫する道具
さや付きで安全です。
ポイント
収穫後も鮮度を保ち、長持ちする。切り口が美しい。収穫が短時間で終わる
以上がキャベツ栽培の流れと、必要な道具でした。
最後にニンジンの栽培の流れと道具をご紹介します。
ニンジン栽培の道具と費用
\栽培している品種はこちら ↓ /
2023年の最近では、アロマレッドという品種が甘い人参としてオススメです。
どの種にしようか迷っている方は、ぜひ試してみてください。
ニンジン栽培の流れ
大まかな流れはこんな感じです。
- 土づくり(4月~7月)
- 種まき、畝立て(8/17~8/30)
- 雑草対策(種まき後~10月後半)
- 間引き、追肥(9月)
- 収穫(12月~3月)
もう少し詳しく見ていきます。その時に使う道具も、一緒にご紹介します。
土づくり(4月~7月)
8月の種まき時期には、「草がない状態」にするのがポイント。(ニンジンを真っ直ぐに育てるため)
以下のような流れで、土づくりをしていきます。ポイント
4月 堆肥をいれる(牛糞堆肥が一番オススメ)
5月 草を生やす
6月 草をすき込む(堆肥と、草をすき込んで土づくり完了)
7月 草が少し生えたらすぐ耕運準備が整ったら、種をまいていきます。
種まき、畝立て(8/17~8/30)
8/17から8/30までに種をまきましょう。人参は発芽が難しく、発芽すれば半分成功とも言われています。
さいこうやさい私は、4つの工程が一気にできる、種まき機を使っています。間引き、追肥(9月)
間引きをする方が成長が早い、発芽が良いという効果があります。
追肥をすることで、より太い、しっかりとしたニンジンが出来ますよ!収穫(12月~3月)
8月28日に種をまいた人参の収穫時期は、12月に入ってからになります。
9月以降に種をまいた人参は、1月以降の収穫が「旬」です。
ニンジンの栽培方法については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
健康なニンジンを育てるために大切な【3つのポイント】もこちらからどうぞ。
プロ農家が実際に使っている、野菜栽培道具の一部をご紹介しました。
気になるものはありましたか?
ぜひあなたの畑でも一度試してみてくださいね。