家庭菜園が難しそうなポイントは
- 発芽しないこと
- 収穫までスムーズにいかないこと
- 病気や害虫のトラブルでどうしたらいいかわからない
という3つのことです。
動画は、2ヶ月で収穫できる野菜、葉物野菜の畑の感じがみれます。(2分くらい)
このパート3を読むことで
まぁいいか。できた分だけ食べれれば・・・」
と放置しつつ
ぜんぜん収穫出来ない・・・。
を防ぎつつ、
「すごい!家庭菜園、うまくできるじゃん!」
まで 行くための
2ステップ記事です。
最後まで読むと、
家庭菜園をうまくいかせるための
知識を、きっと身に付けることができるでしょう。
■はじめての家庭菜園の水のかけかた
□どんな風に水をかけると、ちゃんと発芽するの?
水のかけ方は、様々ありますが、
ちゃんと発芽する水のかけ方はポイントがあります。
発芽する水の掛け方の3つのポイント
- 水が表面から深さ5センチくらいまでたっぷりかかっていること。
- 土の表層(ひょうそう:土の表面から種が埋まっているあたりのこと)が流れてしまわないように優しくかけること
- そして、種をまいた後の土を、しっかりと鎮圧(ちんあつ:足で踏むくらいの土と種を密着させている)していること
この3つです。
□水のかけ方で発芽が変わるの?
実際はかなり変わります。
農家は、特にたくさんの面積を栽培するため、
さきほどの
3つのポイントを押さえて、
とにかく、確実に発芽させます。
とはいえ、
道具もやはりこだわります。
こだわりポイントは
うまく発芽すること。
◇ちゃんと発芽するホース
家庭菜園で大切なのは、水やり。
水やりは、発芽させるのにかなり重要です。
家庭菜園には、このホースがオススメ。
ハス口(はすぐち:野菜苗などに水をかける道具)というのですが、
販売しているものの中で一番安い価格帯で、
ゴミの詰まりもなく、
私も使い続けているものです。
特徴は
- 安い
- ゴミが詰まりにくい
- 野菜への水の勢いが優しい
こんなに違うの?
と思うくらい
道具ひとつで変わります。
■はじめての家庭菜園で、防虫ネットはどんなものが良い?
防虫ネットを使うことで、蝶や蛾が飛んできて卵を産み付けることを防げます。
デメリットは、
- 土の中の卵や害虫は防げないこと
- 風でネットがめくれあがること
ですが、
- 外からの害虫を防ぐ
- 初期の小さい野菜の芽を食べ尽くされない
という点で、役立つ道具ですし、
農薬を使わないで野菜を育てたい方には
必須のアイテムです。
□防虫ネットの目の細かさが大切
一番大切なことは、防虫ネットの目の細かさです。
たくさんの種類があり、
迷いますが
ここでは、1mm目を選べば大丈夫。
1mm目の防虫ネットはこんな方におすすめ
- ほとんどの害虫を防虫ネットからの侵入を防げる
- 価格も、安い方。
余談ですが
赤い防虫ネットがあれば、
同じ1mm目でオススメです。
害虫の目からは 赤い防虫ネットは 「真っ黒な壁に見える」
ので、
その先に野菜があるか認識出来ません。
つまり、
見た目的に
野菜が存在しないことになります。
デメリットは、そこそこ高い
しかし、
プロの農家御用達の
赤い防虫ネットは、
野菜を透明マントで隠すようなものなので、
実際の現場では使われている防虫ネットです。
□防虫ネットを支える支柱はどんなもの?
ダンポールという、
グラスファイバーで出来た防虫ネット用の支柱があります。
支柱にも色々あり
針金製の支柱は価格が安く、
グラスファイバーの支柱は
針金製の支柱に比べれば、少し高い
使いやすさは、
針金製の支柱は、形がもとに戻らないので
調整しにくい。
形が崩れやすい
グラスファイバーは形状がもとに戻るので、
- 扱いやすい
- 長持ち
- 錆びない
という感じで、
私は両方持っていますが、
針金製の支柱は収納しずらいので、
ほとんどグラスファイバーの支柱を使っています。
□防虫ネットの隙間を押さえる留め金
さて、防虫ネットは、風で飛びます。
ここ、お悩みポイントです。
どうするのかというと、
土をネットの裾にのせます。
しかし、それでも風を受けてしまうので飛ぶんです。
そんなときどうするかというと、
マルチキーパーを使います。
プラのマルチキーパーでは、
ネットに大きな穴が空くので
針金マルチキーパーを使います。
最小限の穴で住む
パワーが強く、飛ばされにくい
というメリットあります。
■はじめての家庭菜園で、マルチはどうすればいい?
マルチ…と言えば聞いたこともある
雑草を抑え
畑の土を温めてくれて
保湿もしてくれる
マルチシートのことです。
家庭初心者には、
とってもありがたい機能です。
もちろんプロの農家にとっても。
ただ使い方を知らないと
風に飛ばされたり
保温効果が発揮されなかったり
草取りしなければいけなくなったり
あんまり意味ない
ってことになりますので、
選び方から解説です。
□最初は基本的な黒マルチで大丈夫
1坪の家庭菜園では、90センチの黒マルチシートを選びます。
農業用のマルチシートは、
農業用のマルチシートの種類
- 透明マルチシート
- 黒マルチシート
- 銀マルチシート
とたくさんの種類がありますが、
最初は黒マルチシートで大丈夫です。
価格もオリジナルブランドが出るほど
流通が多く、安く済みます。
黒マルチシートの機能以上のことが
必要になったら、
考えてみれば大丈夫。
□黒マルチの長さは?選び方を教えます
家庭菜園で1坪から始める場合、価格も安く
取り扱いしやすい90センチの黒マルチシートがいいですね。
□黒マルチの活用で、草取りをなくせます
黒マルチをうまく使うことで、
草取りをゼロにすることもできます。
私は、有機JASで玉ねぎを栽培していたとき、
黒マルチを畝の間の通路に敷くことで、
土を全部見えなくして、
草を生えなくなりました。
□「害虫、雑草を予防」家庭菜園だからこそ、黒マルチを徹底活用する
害虫を予防できれば・・・・
と思うなら、
雑草の予防が1つの手段です。
雑草があるから、
- 虫や、病気に気が付きにくくなったり、
- 風通しが悪くて、病気になりやすかったり
ということがあります。
そういった
ではなく
ある程度「見える化」して
必要な時に
ちゃんと気がついて、管理してあげられる
野菜作り。
そんな野菜作りに、黒マルチを上手に使うことができます。
■家庭菜園の始め方 発芽してからの野菜作り編■
□家庭菜園を始めたら:発芽したら後は野菜の健康管理
例えば、
小松菜、カブなどのアブラナ科野菜は
白サビ病が出たりします。
なんだか、
違和感がありますよね。
これがあるだけで、
野菜は美味しくなさそう…
こちらの白サビ病は、
ランマンというお薬で予防することができます。
□種まき野菜の健康管理:肥料は元肥のみが基本
今回紹介した葉物野菜は、
肥料は元肥のみが基本です。
追肥をすることはあまりなく、
成長途中で
黄色かったり、
肥料不足の症状が見えたら肥料を追肥するのもあり。
□プロの農家は、葉物野菜は元肥の後にたねをまき、水のやり方で育てていく
基本的には、葉物野菜は
- 元肥
- 畝立て
- 種まき
- 水やり
- 発芽
- 水やり
- 成長
- 水やり
- 収穫
という工程がイメージして貰えればいいかなと言うところです。
■家庭菜園を始めたら起こるトラブル
家庭菜園を始めたら、
種をまいて
収穫できた!
となるほどカンタンに行けば良いのですが、
家庭菜園をやめてしまう方の理由は
忙しいから
うまく行かないから
の2つになります。
あらかじめトラブルが起こることを知っていて
対処する方法が分かれば
ずっと続けれる
手間が少ない
美味しい取り立て野菜をたべれる
という、夢の家庭菜園ライフを
満喫できるんです。
□葉物野菜のトラブルは、害虫と、病気
家庭菜園でよく聞く、
発芽しない
という問題は、解決する知識が
ついたと思います。
その他で
虫に食べられた。
なんか変、黄色い、腐ってきたなどの
病気に対する知識をつけましょ
◇葉物野菜の害虫は、有機JAS対応のお薬があります。
スピノエースとか、ゼンターリとかあります。
でも、これらは家庭菜園初心者には難しい、
というか、手間がかかります。
このスプレーが一番手軽です。
購入価格も安いので、
オススメです。
葉物野菜の害虫は、
けっこうアオムシ系に食べられます。
アオムシにも色々あって、
チョウチョ系のアオムシ
ガ系のアオムシ(青くなかったり、黒かったりします)
があり、
その種類によって効かないお薬があったりします。
ほんの少しやってみたい方には
まず調合のいらないスプレーから。
もし、もう少し使うけど、
もう少し安くならないかな?
と感じたら、
さきほどの紹介した
スピノエースやゼンターリを使うと
調合の手間はいるけど
割安になります。
◇葉物野菜の害虫に使う、有機JAS対応のお薬の使い方
スプレーは、
害虫に向けて吹きかけるだけ。
見つけたときにサッと使えるのが
手軽で
タイミングとしても抜群によいです。
お手軽な自然由来の成分
◇葉物野菜の病気は、有機JAS対応の予防剤があります。
銅イオンで、病気を防ぐ
こちらも、
スプレータイプに含まれています。
そして、コスパよくしようとすると、
調合が入りますが、
ボルドーという名前のついている
銅イオンが病気を予防するものです。
このボルドーも、
ひと袋あると
家庭菜園でずっと使えるくらいの量があるので
かなりコスパ良いです。
■家庭菜園を始めたら、収穫まで行きたい!
ここまでの流れで
収穫までできると思います。
栽培の
ポイントが分かれば、
やっているうちに
わかってきます。
やってみると、
ここ、どうすればいい?と疑問が湧いてきますので
またこのパート1~3で
初めての方に向けてできるように調べられます。
目次はとても調べやすいので、
ぜひ活用してください
□家庭菜園で収穫したら?
家庭菜園で収穫がはじまると、
それは食べ切れないくらいの量がとれたりします。
そんなときは
保存袋を活用して、冷凍したり、
冷蔵で長持ちするようにしたりするのもとても便利です。
一番カンタンに手に入って、有名なのはジップロックですね。
私もよく使います。
値段はそこそこ高いですが、
使いやすいのでいいですよね。
家庭菜園の始め方は3つのパートでできています。
下記のリンクから、どうぞ
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【パート2】家庭菜園の始め方土作りの道具と、一坪の肥料まき
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【パート1】初めてでできる家庭菜園! 始め方とおすすめ野菜
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